住宅ローンに特化した不動産投資信託ARMOURの2026年第3四半期決算では、GAAPベースの業績と分配可能利益に大きな差が見られました。同社は10月21日の提出書類で、普通株主に帰属するGAAPベースの純損失が3億2,700万ドルとなり、普通株1株当たり簿価が14.55ドルに低下したと報告しました。
主なポイント
- 未監査の四半期GAAP損失は普通株1株当たり2.26ドルとなりました。
- 分配可能利益は合計1億230万ドルで、月次配当は1株当たり0.24ドルに据え置かれました。
目次
簿価が低下するなか、ARMOURの決算に乖離
ARMOUR Residential REIT Inc.が提出した8-Kに記載された未監査決算では、GAAPベースで大幅な損失を計上した一方、分配可能利益はプラスとなりました。普通株1株当たり簿価は18.63ドルから14.55ドルに低下しました。
ARMOURは月次配当を1株当たり0.24ドルとし、比較対象の数値から変更しませんでした。報告された流動性は合計10億ドルでした。
経営陣の見解を左右した住宅ローンのスプレッド
スコット・ウルム最高経営責任者(CEO)は、四半期終盤に住宅ローン・スプレッドが拡大した要因として、金利上昇と、よりタカ派的な米連邦準備制度理事会(FRB)に対する市場の反応を挙げました。それでも、住宅ローン担保証券市場については引き続き前向きな見方を示しました。
同社が報告した利息収益資産の平均利回りは4.99%、利息負債の平均調達コストは3.89%、経済的純金利スプレッドは1.83%でした。
ARMOURは主に住宅ローン担保証券に投資しており、ファニーメイやフレディマックなどの政府支援機関が発行または保証する証券も含まれます。同社の資金調達の多くはレポ取引によるもので、金利収入と資金調達コストが事業の中核となっています。
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