WD-40は売上高が予想を上回った一方、第4四半期の利益は市場予想に届かず、特殊化学品コストの上昇が収益性を圧迫した。同社が2026年10月21日に提出した8-Kによると、希薄化後1株当たり利益は1.06ドルで、予想の1.15ドルを下回った。一方、売上高は1億7,680万ドルとなり、予想の1億7,208万ドルを上回った。
主なポイント
- 第4四半期の売上高は8%増加したが、粗利益率は52.8%に低下し、純利益は1,440万ドルとなった。
- 2026年度の売上高は11%増の6億8,800万ドルとなった一方、年間純利益は10%減少した。
目次
WD-40の業績、投入コストの圧力を示す
第4四半期は売上高が伸びたものの、利益の増加にはつながらなかった。売上高は前年同期の1億6,350万ドルから増加した一方、純利益は2,120万ドルから1,440万ドルに減少した。希薄化後1株当たり利益は1.56ドルから1.06ドルに低下した。
投入コストが上昇し、主に特殊化学品のコスト増が影響したため、粗利益率は54.7%から52.8%に低下した。
3地域すべてで年間成長を達成
2026年8月31日終了の会計年度の純売上高は6億8,800万ドルとなり、前年の6億1,990万ドルから増加した。成長率は報告ベースで11%、為替変動の影響を除くと7%だった。メンテナンス製品の売上高は13%増の6億6,590万ドルとなった。
同社最大の売上地域である南北アメリカでは売上高が12%増加した。EIMEA(欧州、インド、中東、アフリカ)とアジア太平洋地域でも、それぞれ10%増加した。
年間粗利益率は55.1%から55.3%へ小幅に上昇し、第4四半期の低下とは対照的な動きとなった。純利益は10%減の8,230万ドルとなり、前年の9,090万ドルから減少した。これは主に、前年度の税務調整により2025年度の業績が過大に示されていたためだ。年間の希薄化後1株当たり利益は6.69ドルから6.08ドルに減少した。
WD-40は2026年度に1億500万ドルの営業キャッシュフローを創出し、広告・販促活動への継続的な投資を支えた。
結論
WD-40は2026年度、すべての地域で売上高を伸ばした一方、第4四半期の業績が予想を下回り、コスト圧力が明らかになった。年間利益の比較には前年の税務調整も影響しており、この減少は第4四半期の利益率低下とは異なる要因を反映している。
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