2026年10月30日、暗号資産取引所Binanceでセキュリティ侵害が発生したことを受け、ビットコイン価格は4%超下落して77,646ドルとなり、6週間ぶりの安値を付けた。入手可能な価格報告では、正確な観測時刻は示されていない。
他の暗号資産とともにビットコイン価格も下落
イーサは2,239ドルまで下落し、2カ月ぶりの安値となった。Binanceの取引手数料の支払い用として当初ローンチされたトークンのBNBは、直近24時間で8%超下落し、694ドルとなった。
下落はBinanceのインシデント後に起きたが、発生時期だけでは、価格変動のうちどの程度が同インシデントに起因するかは断定できない。
Binance、侵害を調査
Binanceは、予備調査の結果、侵害されたDevOpsエンジニアのノートパソコンを通じて攻撃者がサービスコンテナにアクセスし、不正な出金を申請できた可能性があると発表した。同取引所は入金と出金を一時停止し、影響を受けたアドレスの承認を取り消したうえで、損失を補填すると表明した。
移転を調査したTRM Labsは 2026年10月29日、攻撃者が10のブロックチェーン上でBinanceのウォレットから約63億6,000万ドル相当を移動させたと推定した。ブロックチェーン分析企業のTRMは、高い確信度で北朝鮮のグループTraderTraitorによる攻撃と判断した。この帰属はTRMの評価である。
TRMは、10月30日00:30 UTC時点で、資産の約27億ドル相当がオンチェーンで凍結されたと推定した。Binanceは別途、約30億ドル相当が凍結されたと発表した。
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