2026年10月、インド国債利回りは上昇し、国債は4カ月連続で月間下落を記録した。原油価格の上昇がインフレ懸念を強め、中央銀行も金融引き締めを進めた。

インド国債利回り、変動の大きい月を上昇して終える

2036年償還の表面利率6.94%の指標国債の利回りは、10月30日に2.5ベーシスポイント上昇して7.4139%となり、月間の上昇幅は22.5ベーシスポイントに達した。債券価格と利回りは逆方向に動く。

インド準備銀行(RBI)の 償還期限付き国債に関するガイド では、固定クーポン債の名称にクーポン、発行体、償還年が示されていると説明している。

それでも、指標利回りは週を通じて約6ベーシスポイント低下した。前の10週間には70ベーシスポイント超上昇していた。利回りが7.50%に2度近づきながらも到達しなかったことを受け、投資家は債券を買い入れた。

原油と金融引き締めが国債の重しに

ブレント原油は10月30日の取引時間中に1バレル当たり117.55ドルに達し、4月30日以来の高値となった。4カ月連続の月間上昇となる見通しで、10月の上昇率は約14%に達し、主要な原油輸入国であるインドのインフレ懸念を強めた。

10月初め、インド準備銀行は政策金利を5.50%に引き上げた。約4年ぶりの利上げであり、段階的な金融引き締め姿勢を示した。また、指数採用対象のインド国債に対する海外投資家のエクスポージャーは、4カ月超ぶりの低水準に落ち込んだ。

短期の翌日物金利スワップ(OIS)金利は10月に上昇した。1年物金利は51ベーシスポイント上昇して6.72%となり、2年物金利は33ベーシスポイント上昇して6.74%となった。

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