財務省が公表した10月の月次経済レビューによると、2026年4~8月のインドにおける銀行およびノンバンク経由の商業向け資金調達は55.4%増の17.5 lakh croreルピーとなった。銀行融資が大幅に増加し、社債発行の低迷を上回った。

主なポイント

  • 非食料向け銀行信用は9.8 lakh croreルピーとなり、前年の3.8 lakh croreルピーから増加した。
  • 非金融企業の社債発行は、利回りの上昇を受け、1.5 lakh croreルピーから0.3 lakh croreルピーに減少した。
  • 銀行は、FY27第3四半期も融資需要が堅調に推移すると予想した。

インドの商業向け資金調達、銀行融資へシフト

商業部門に流入した金融資源の総額は、2025年4~8月の11.2 lakh croreルピーから増加した。この数値は銀行とノンバンク双方からの資金調達を対象としており、銀行融資だけを示すものではない。

増加の主な要因は非食料向け銀行信用だった。一方、利回りが上昇するなか、同じ5カ月間に非金融企業の社債発行は減少した。

項目詳細
中規模産業2026年8月の信用伸長率は前年同月比31.8%
零細・小規模産業2026年8月の信用伸長率は前年同月比23.0%
大規模産業2026年8月の信用伸長率は前年同月比14.9%
海運2026年8月の信用伸長率は前年同月比25.6%

産業・サービス向け信用が拡大

2026年9月30日時点の銀行信用全体は前年の10.4%に対し21.6%増加した。財務省によると、非食料向け信用は21.4%増加した。

2026年8月の産業向け信用は前年同月比18.2%増加し、前年の7.0%を上回った。サービス向け信用は24.3%増加し、コンピューターソフトウェアサービス向け融資は41.8%増加した。

中央銀行の部門別報告に関する背景情報として、 RBIの2024年10月の部門別信用発表 は、選定された指定商業銀行41行のデータに基づいていた。この過去の発表は、FY27の数値を裏付けるものではない。

銀行は需要が堅調に続くと予想

財務省は、RBIのFY27第2四半期銀行融資調査を引用した。同調査では、融資需要のネット回答値が前四半期の32.1から46.7に上昇した。第3四半期の需要に対する銀行の期待ネット回答値は43.3だった。

財務省は、FY27の残りの期間も銀行信用の勢いが続くと予想している。これは見通しであり、確定した実績ではない。

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