SentinelOneは2026年10月21日、LevelBlueをWayfinderセキュリティサービスの独占的なグローバル提供パートナーに指名した。今回拡大したSentinelOneとの提携では、同社のAI搭載セキュリティプラットフォームと、LevelBlueのセキュリティオペレーションおよびインシデント対応チームが連携する。両社は、サービスの提供先をさらに多くの国や新興市場に広げる計画だ。

要点

  • LevelBlueは、SentinelOneのWayfinderサービスにおける独占的なグローバル提供パートナーとなる。
  • この提携は、マネージド検知・対応、脅威ハンティング、インシデントへの備えと対応を対象とする。
  • 両社は商業面での取り組みを拡大する計画だが、財務条件や国ごとの展開スケジュールは公表していない。

目次

SentinelOneとの提携でWayfinderの提供体制を拡大

SentinelOneのWayfinder提供に関する発表は、両社の業務提携の拡大を示している。SentinelOneはAIネイティブのSingularity Platformと脅威に関する専門知識を提供し、LevelBlueはグローバルなセキュリティオペレーションと最前線のインシデント対応能力を担う。

今回の指名はWayfinderサービスの提供に関するものであり、SentinelOneのセキュリティプラットフォームの買収や移管を意味するものではない。両社はサービス提供と並行して共同での営業・マーケティング活動を拡大し、これまでWayfinderを利用できなかった組織や地域を対象とする方針だ。

SentinelOneの顧客カンファレンス「OneCon 2026」で発表されたこの契約により、LevelBlueが専門家主導でサービスを提供する範囲は、SentinelOneが新たに発表したAIセキュリティおよび自律型セキュリティオペレーションセンターのサービスにも広がる。

項目詳細
2026年3月 — RSACLevelBlueは、MDRおよびマネージドSIEMサービスの優先グローバルプロバイダー、ならびに優先インシデント対応プロバイダーに指名された。
2026年8月 — Black Hat USALevelBlueは、Wayfinder Frontier AI Servicesの最優先レメディエーションパートナーに指名された。
2026年10月21日 — OneConLevelBlueは、Wayfinderサービスの独占的なグローバル提供パートナーに指名された。

自動検知を人による対応チームが補完

想定される顧客向けモデルでは、自動検知・調査と、アラートの検証、脅威の調査、インシデントの封じ込め、復旧支援を担う専門家が連携する。SentinelOneによると、これらのサービスはエンドポイント、クラウドワークロード、ID、AIを対象に、24時間体制の支援を提供する。

LevelBlueは、Stroz FriedbergとTrustwaveに由来するインシデント対応および準備の専門知識を有する。SentinelOneは、こうした能力について、訴訟を念頭に置いたものであり、サイバー保険会社の承認を得ていると説明した。

顧客にとって実務上の違いは、ソフトウェアが潜在的な脅威を特定することと、専門家が対応を管理することの間にある。この提携は両者を結び付けることを目的としているが、発表では対応時間や顧客成果の測定可能な改善は示されていない。

これまでの提携拡大に続く独占契約

10月の指名は、2026年に締結された2件の先行契約を基盤としている。両社は、LevelBlueに優先プロバイダーおよびレメディエーションの役割を与えた後、Wayfinderの独占的なグローバル提供へと移行した。

発表では、契約金額、売上高の確約、個別市場でのサービス開始時期は明らかにされていない。掲げられた商業上の目標は、定量的な財務予測ではなく、サービス提供地域の拡大だ。

結論

今回の指名は、金融取引の発表ではなく、既存のサービス提供関係を拡大するものだ。両社が次の段階として示したのは、共同の商業活動の拡大とWayfinderの提供地域の拡大であり、具体的な開始日は公表されていない。

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