Wynn Resortsが運営するボストン・ハーバーのカジノ、Encoreでのストライキは2026年10月21日に48日目を迎えた。同施設はゲーミング収入の減少と、労働協約の未解決問題に直面している。ストライキと時期を同じくして、9月のゲーミング収入は前年同月比22%減の4,610万ドルとなった。

主なポイント

  • 9月のゲーミング収入は4,610万ドルとなり、前年同月比22%減少した。
  • 労働組合によると、約1,350人の従業員が賃上げ、福利厚生の保護、雇用の安定を求めてストライキを行っている。
  • Wynnのクレイグ・ビリングスCEOは、4年間で人件費が約37%増加したと述べている。

目次

Encoreのストライキは賃金と福利厚生の保護が焦点

UNITE HERE Local 26のストライキ発表によると、Local 26とTeamsters Local 25が代表する約1,350人が参加している。組合側は、ボストン中心部のホテルに見合う賃金、現行の医療保険と福利厚生の維持、雇用の安定を求めている。

ストライキには、マサチューセッツ州エバレットのリゾート施設で働く客室清掃員、調理担当者、サーバー、バーテンダー、スロットアテンダント、倉庫作業員、運転手が参加している。要求は報酬水準と、新たな労働協約における保護の双方に関わる。

項目詳細
ストライキの承認2026年8月20日。組合によると、95%超が賛成票を投じた。
従来の労働協約の期限2026年8月31日。
ストライキ開始2026年9月4日、午前7時。

ゲーミング収入の減少がWynnの人件費圧力に拍車

9月の減少はゲーミング収入に関するものであり、ホテル客室、レストラン、その他のサービスを含むリゾート全体の売上高を指すものではない。減少はストライキと時期が重なったが、入手可能な数値からは、労働争議が減少のうちどの程度を引き起こしたかは明らかにならない。

ビリングス氏は、売上高の伸びがごくわずかにとどまる一方で、過去4年間に人件費が約37%増加したと述べている。このため賃金交渉は、同程度の売上高の伸びを伴わずに人員関連コストが増加するという、より広範な事業運営上の課題と並行している。

施設単位のゲーミング収入の結果から、Wynn Resorts全体への財務的影響が明らかになるわけではない。同社はラスベガスとマカオでもリゾートを運営しており、ストライキによるグループ全体の利益への影響について、定量的な数値は示されていない。

結論

未解決の労働協約は、Encore Boston Harborにとって当面の運営上の課題であり続けている。マサチューセッツ州ゲーミング委員会はストライキの影響を検討する見込みだが、その審査日程は明らかにされていない。

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