2026年10月19日(月)の米国市場は方向感の分かれる寄り付きとなることを、ウォール街の先物は示唆した。S&P 500先物とナスダック100先物が上昇する一方、ダウ先物は下落した。東部時間午前8時5分時点のこの状況は、テクノロジー株が急落した金曜日の後にみられたものだ。原油価格は下落し、金は小幅に上昇した。

主なポイント

  • S&P 500先物とナスダック100先物は上昇したが、ダウ先物は軟調な寄り付きを示唆した。
  • アジア株式市場がまちまちで取引を終えるなか、原油は下落した。
  • その後発表された10月の公式住宅関連データでは、住宅建設業者の景況感が寄り付き前の予想を下回った。

目次

ウォール街先物、回復の動きにばらつきを示唆

寄り付き前のS&P 500先物とナスダック100先物の上昇は、主要3指数すべてがそろって上昇して始まるというよりも、金曜日の売りを受けた回復の可能性を示唆していた。ダウ先物は引き続きマイナス圏にあった。

10月16日(金)、ナスダック総合指数は572.99ポイント(2.1%)下落し、26,140.03となった。S&P 500は84.62ポイント(1.1%)下げ、7,659.44となった。

月曜日の先物の数値は、通常取引開始前の指標であり、現物市場で確定した上昇ではない。また、ポイントの変動幅は契約ごとに尺度が異なるため、変化率として直接比較することはできない。

項目詳細
ダウ先物2026年10月19日、東部時間午前8時5分時点で138.00ポイント下落。
S&P 500先物同じ時点で34.00ポイント上昇。
ナスダック100先物同じ時点で352.75ポイント上昇。
米財務省短期証券の入札3カ月物と6カ月物の入札は東部時間午前11時30分に予定されていた。

アジア市場がまちまちで取引を終えるなか、原油は反落

ブレント原油先物は1.4%下落し、1バレル=108.40ドルとなった。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は1.1%下落し、97.97ドルとなった。金は小幅に上昇し、現物価格は0.2%高の1オンス=4,171.62ドル、米国の金先物は0.2%高の4,190.15ドルとなった。

アジア株式市場は一様な方向感を欠いた。中国の上海総合指数は0.39%上昇して3,730.92となる一方、日本の日経平均株価は0.62%下落し、64,916.70となった。より広範な指数であるTOPIXは4,067.48と小幅安で取引を終えた。

オーストラリアのS&P/ASX 200は0.44%上昇して8,845.70となり、オール・オーディナリーズ指数は0.39%上昇して8,975.70となった。香港市場は重陽節のため休場だった。

その後発表された住宅データも別の弱さを示す

寄り付き前の状況を示す数値が出た時点では、10月の住宅市場指数は東部時間午前10時に発表される予定だった。市場予想は31で、9月の32を下回っていた。

その後、全米住宅建設業者協会(NAHB)が発表した2026年10月の住宅建設業者景況感は、指数が3ポイント低下して29となり、予想を下回った。この発表は、東部時間午前8時5分時点の先物状況に含まれていた情報とは別のものだ。

NAHBによると、10月に値下げを行った住宅建設業者は43%で、平均値下げ幅は6%で横ばいだった。販売促進策は65%の業者が実施しており、総合指数が示した景況感の弱さを裏付けた。

結論

10月19日のまちまちな先物の動きを判断する当面の焦点は、通常取引の寄り付きだった。寄り付き前の数値だけでは、S&P 500とナスダックが金曜日の下落からの回復を維持できるかどうかは判断できなかった。

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