2026年10月15日、ETFによるマイクロソフト保有額は2億3,340万ドル相当の純減となり、4営業日連続の純増が終了した。SPDR S&P 500 ETF Trust(SPY)が最大の削減額を占めたが、マイクロソフトの保有を減らしたファンドよりも、増やしたファンドのほうが多かった。

主なポイント

  • SPYはマイクロソフト株を489,516株減らし、報告額は2億6,410万ドルだった。
  • 57本のETFで保有が増加し、23本で減少した。減少したファンドのほうが少なかったものの、削減額が追加額を上回った。
  • 報告された5営業日全体では純増を維持し、純増額は合計9億7,920万ドルとなった。

目次

マイクロソフトのETF保有削減はSPYに集中

SPYの報告された削減額は、追跡対象となった全ETFの純減額を上回った。つまり、他のETFでの買い増しが、SPYの減少分の一部を相殺した。SPYはマイクロソフトの保有株数を0.53%減らし、91,093,672株とした。

次に削減額が大きかったのは、iShares Core S&P 500 ETF(IVV)の3,950万ドルと、Direxion Daily Technology Bull 3X Shares(TECL)の3,510万ドルだった。TECLのマイクロソフト保有株数は6.87%減少した。

Technology Select Sector SPDR Fundは保有を3,180万ドル減らした。一方、JPMorgan Global Select Equity ETFとiShares Russell 1000 Growth ETFの削減額は、それぞれ1,600万ドル、1,140万ドルだった。

項目詳細
2026年10月9日純増:3億5,780万ドル。
2026年10月12日純増:2億6,230万ドル。
2026年10月13日純増:4億1,940万ドル。
2026年10月14日純増:1億7,310万ドル。
2026年10月15日純減:2億3,340万ドル。

1日の純減でも、それ以前の純増は帳消しにならず

10月9日から10月15日までの報告された5営業日では、ETFは4日間の純増と1日の純減を記録した。報告された日次の数値を合計すると、9億7,920万ドルの純増となる。

ファンド数と金額の違いは重要だ。10月15日は、マイクロソフト株を買い増したファンドの数が、減らしたファンドの2倍を超えていた。しかし、より大きな削減額が純結果を左右した。追跡対象の保有データによると、マイクロソフトを保有するETFは198本だった。

保有額の変動だけでは売買の動機はわからない

State StreetによるSPYの投資目的は、費用控除前のS&P 500 Indexの価格および利回りのパフォーマンスに連動することだ。この運用方針はファンドのポートフォリオを理解するうえで参考になるが、10月15日にマイクロソフトの保有が変動した理由を示すものではない。

これらの数値が示すのは、報告された保有額の変動と、その公表された金額であり、独立して確認された公開市場での売却ではない。また、新たな投資家資金の流入・流出、マイクロソフトに対する裁量的な見方、あるいは同社株価への影響を示すものでもない。

結論

10月15日の純減により、純増の流れはいったん途切れたものの、5営業日を通じた純増は維持された。削減が続いたかどうかを判断するには、その後の保有状況の開示が必要となる。提供されたデータは10月15日までのものだ。

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