Travelersの配当は1株当たり1.25ドルに据え置かれ、12月10日の営業終了時点で株主名簿に記載された株主に対し、2026年12月31日に支払われる。同社は10月16日に発表した第3四半期決算リリースで配当を宣言し、増益と四半期ベースで過去最高となった純投資収益も併せて公表した。
主なポイント
- 四半期配当は1株当たり1.25ドルに据え置かれ、支払日は2026年12月31日の予定。
- 第3四半期の純利益は2%増の19億1,700万ドルとなり、希薄化後1株当たり利益は10%増加した。
- 投資収益の増加と有利な準備金の見積もり変更が、災害損失の増加にもかかわらず利益を下支えした。
目次
Travelersの配当、12月の支払い日程を設定
Travelersの四半期配当の宣言では、2026年12月10日が株主名簿基準日、12月31日が支払日と定められた。この宣言は、同社が10月16日に発表した決算に含まれていた。
現在の配当額で四半期ごとに4回支払われれば、年間合計は1株当たり5.00ドルとなる。これは年率換算の計算値であり、将来の配当を約束するものではない。今回発表された配当は次回の支払いを確定するもので、以後の支払いを保証するものではない。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 第3四半期の自社株買い | 15億800万ドル |
| 第3四半期の資本還元総額 | 配当と自社株買いを含め17億6,900万ドル |
| 残存する自社株買い承認枠 | 2026年9月30日時点で24億1,500万ドル |
投資収益が四半期利益の押し上げに寄与
2026年9月30日終了の四半期について、Travelersは純利益19億1,700万ドルを報告した。前年同期は18億8,800万ドルだった。希薄化後1株当たり利益は8.24ドルから9.04ドルに増加した。自社株買いにより、1株当たり利益の伸びは利益総額の増加率を上回った。
コア利益は4%増の19億4,700万ドルとなった。Travelersは、主に過年度準備金の有利な見積もり変更の増加と投資収益の拡大が改善に寄与し、災害損失の増加が一部相殺したと説明した。
税引前の純投資収益は10億9,800万ドルとなり、6%増加した。同社によると、長期債券ポートフォリオは、利回りの上昇と平均運用資産の増加の恩恵を受けた。
連結コンバインド・レシオは87.3%から86.8%に改善した。一方、災害損失と過年度準備金の見積もり変更を除く基礎的コンバインド・レシオは、83.9%から84.1%へ小幅に上昇した。この違いは、報告ベースの引受成績の改善が、基礎的な比率の改善を伴わなかったことを示している。
自社株買いが資本還元の大きな部分を占める
配当に加え、同社は積極的な自社株買いプログラムを実施している。Travelersは第3四半期に400万株を買い戻し、平均買い戻し価格は1株当たり376.00ドルだった。
同社の9月末時点の法定資本・剰余金は315億9,600万ドルだった。税引後の投資未実現損失を除く負債資本比率は21.7%で、同社が示す目標範囲の15%から25%以内だった。
結論
次に確定している配当関連の日程は、12月10日の株主名簿基準日と12月31日の支払日だ。配当額は据え置かれ、四半期利益が増加するなか、自社株買いも引き続きTravelersの株主還元の大部分を占めている。
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