PhonePeは2026年10月19日、株式仲介プラットフォームのShare.MarketをPhonePe Investに改称し、投資ポートフォリオの構築、見直し、リバランスを支援するツール「Portfolio Optimiser」を開始しました。同社によると、移行後も既存顧客の保有資産と口座情報は維持され、株式仲介の料金体系や口座維持手数料にも変更はありません。

主なポイント

  • 今回のブランド変更により、PhonePeの投資プラットフォームが、決済、融資、保険サービスと同じブランドに統一されます。
  • Portfolio Optimiserは、証券口座をまたいだポートフォリオの見直しと、PhonePe Investの保有資産のリバランス機能を提供します。
  • 既存ユーザーは、保有資産、残高、ログイン情報、現在の手数料体系を引き続き利用できます。

目次

PhonePe Invest、株式仲介をメインブランドに統合

今回の変更により、投資事業はPhonePeの幅広い金融サービスの一部として、より明確に位置付けられます。PhonePeによると、株式仲介サービスを別ブランドのShare.Marketで運営するのではなく、ブランドを統一することで、既存ユーザーへのリーチ拡大を目指します。

PhonePeの創業者で最高製品・技術責任者のRahul Chari氏は、この取り組みについて、インドの人々にとって投資をより簡単で利用しやすいものにするという同社の目標の一環だと説明しました。これは同社が掲げる事業目標であり、利用状況や投資実績を示すものではありません。

このプラットフォームは2023年8月に開始し、株式、投資信託、新規株式公開(IPO)、先物・オプション、WealthBasketsを提供しています。運営会社は、2021年4月に設立されたPhonePe Wealth Broking Private Limitedです。

項目詳細
運営会社PhonePe Limitedの子会社、PhonePe Wealth Broking Private Limited
株式仲介業者としての登録NSEおよびBSEに株式仲介業者として登録
預託機関における役割CDSLに預託機関参加者として登録
リサーチおよび販売SEBIにリサーチアナリストとして、AMFIに投資信託販売業者として登録

Portfolio Optimiserの機能

新ツールは、ポートフォリオ構築の支援と、連携した証券口座全体の保有資産をまとめて確認する機能を組み合わせています。リサーチに基づく評価では「保有」「監視」「売却」の評価を付け、分散状況に関する課題を示します。

PhonePeはまた、PhonePe Invest上のポートフォリオ向けに、ワンクリックの最適化機能を提供するとしています。この機能は、パフォーマンスが低迷している資産やセクターの集中リスクを特定し、保有資産の入れ替えによるリバランスを支援します。ここでの区別は重要です。複数口座をまたぐ機能として発表されたのはポートフォリオの見直しであり、最適化機能はPhonePe Investのポートフォリオを対象としています。

PhonePeによると、Portfolio Optimiserは、アクティブな投資家向けに専用の投資アプリを通じて利用可能になります。簡易なアクセス手段やガイド付きの投資プロセスも、メインのPhonePeアプリに統合される予定です。

既存顧客が引き続き利用できるもの

PhonePeのブランド変更に関する発表によると、既存のShare.Marketユーザーの証券口座の保有資産、残高、ウォッチリスト、注文履歴、ログイン情報は維持されます。顧客は新しいブランドのもとで、引き続き取引できます。

同社はまた、移行によって既存の株式仲介の料金体系、手数料プラン、年間口座維持手数料は変わらないとしています。したがって、既存ユーザーにとって今回発表された変更は、口座条件の一新ではなく、ブランド変更と投資ツールの追加が中心です。

まとめ

今回のブランド変更では、既存の口座と手数料を維持しつつ、ポートフォリオの見直しツールが追加されます。次の段階として示されているのは、メインのPhonePeアプリへの簡易アクセス手段とガイド付き投資プロセスの統合です。発表では、別途の完了時期は明らかにされていません。

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