2026年10月19日(月)のインド株市場では、銀行の四半期決算、Vedantaが計画する亜鉛事業の拡大、新たな買収発表が企業関連の注目材料となっています。HDFC Bank、ICICI Bank、Axis Bankは9月四半期の増益を報告し、HFCLとIndian Renewable Energy Development Agencyは月曜日に決算を発表する予定の企業に含まれています。
主なポイント
- 大手銀行は増益を報告したものの、貸出利ざやや一時的な利益が比較を複雑にしています。
- Vedantaは南アフリカの亜鉛生産能力を倍増する計画です。Zen Technologiesは経営権を伴う出資を承認しました。
- 月曜日の決算発表予定には、Bajaj Finance、UltraTech Cement、Hindustan Zinc、HFCL、IREDAが含まれます。
目次
インド株、大手銀行の決算はまちまち
HDFC Bankの第2四半期純利益は1万9,510 croreで、前年同期比4.7%増となり、純金利収入は9.7%増加しました。一方、純金利マージンは3.16%に低下し、トレジャリー取引収入は67.4%減少しました。この数字は、利益の増加が貸出利ざやの改善につながらなかったことを示しています。
ICICI Bankの9月四半期業績レビューによると、単体ベースの税引後利益は20.1%増の1万4,843 crore、純金利収入は17.7%増の2万5,339 croreでした。純金利マージンは前年同期の4.30%から4.18%に縮小した一方、総不良債権比率は1.58%から1.20%に改善しました。
Axis Bankの9月四半期純利益は37.6%増の7,003 croreとなり、純金利収入は11.8%増の1万5,372 croreでした。総不良債権比率と純不良債権比率は、それぞれ1.16%、0.35%でした。
Yes Bankの純利益は65.14%増の1,080 croreとなり、純金利収入は22.7%増の2,822 croreでした。総不良債権比率は前四半期の1.3%から1.2%に低下し、引当金も前四半期および前年同期の両方を下回りました。
IDBI Bankの決算は比較対象となるベースの重要性を示しています。第2四半期の報告利益は39%減の2,206 croreでしたが、前年にNSDLへの投資売却で計上した一時的利益を除くと14%増加しました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| Bajaj Housing Finance | 2027年度第2四半期の税引後利益は18%増の757 crore、純金利収入は10%増の1,055 crore。 |
| Himadri Speciality Chemical | 9月四半期の利益は28.9%増の239.8 crore、売上高は44.2%増の1,543 crore。 |
| Central Bank of India | 第2四半期利益は21.1%増の1,469 crore。総不良債権比率は2.39%に低下。 |
売上高の伸びが必ずしも収益性の向上につながらず
LTMは2027年度第2四半期の報告売上高が13.6%増の1万1,807.6 croreとなった一方、税引後利益は0.1%減の1,379.9 croreでした。利息・税引前利益は11.5%増の1,838.1 croreと、売上高の伸びを下回りました。
Bajaj Healthcareの業績も明暗が分かれました。純利益は26.9%増、売上高は18.9%増となりましたが、EBITDAマージンは18.2%から17.7%に縮小しました。
旅行テクノロジー企業のixigoは黒字に転換し、前年同期の3.2 croreの損失に対し、61.3 croreの利益を計上しました。売上高は12.9%増の321 croreとなり、EBITDAも18.1 croreの黒字に転じました。
Vedantaと買収計画で注目銘柄が拡大
Vedantaは、Gamsbergプロジェクトの第II期を通じて、南アフリカ事業の年間亜鉛生産能力を50万トンに倍増する計画を発表しました。Vedanta Zinc Internationalの下で実施するこの拡張には、約6億ドルの投資が伴います。この増産能力は計画段階であり、稼働実績として達成されたものではありません。
Zen Technologiesの取締役会は、ベンガルールに拠点を置く防衛テクノロジー企業Cogknit Semanticsの51.98%の株式を、完全希薄化後ベースで取得するため、135.15 croreを投資することを承認しました。
Amber Enterprises Indiaの子会社IL JIN Electronicsは10月18日、Power-One Micro Systemsの残る40%を取得する株式交換契約を締結しました。完了すれば、Power-OneはIL JINの完全子会社となります。対価として、1株当たり10,000ルピーの強制転換優先株式17万6,000株を発行します。
契約、資金調達、税務不服申し立て
Oil Indiaは2026年10月15日、Special Coal Bed Methane Block SRONHP-(CBM)-2026/1の生産物分与契約に署名しました。エネルギー事業の多角化計画に新たな契約上の節目が加わりました。
Central Bank of Indiaの取締役会は、債券発行を通じて最大7,000 croreを調達することを承認しました。これは資金調達の承認であり、債券の発行が完了したことを確認するものではありません。
Schneider Electric Infrastructureは、2017~18年度に申告した過大な仕入税額控除に関する不服申し立てが棄却されたと発表しました。関連手続きでは、2024年7月16日付の当初命令に基づく税額請求と罰金が問題となっていました。
月曜日の決算発表予定
10月19日に第2四半期決算を発表する予定の企業には、Bajaj Finance、UltraTech Cement、Hindustan Zinc、Union Bank of India、Piramal Finance、LT Technology Services、HFCL、Indian Renewable Energy Development Agencyが含まれます。
Sobha、Waaree Renewable Technologies、Just Dial、Jaiprakash Power Venturesも発表予定企業の一覧に入っています。これらは発表予定であり、すでに公表された四半期決算とは異なります。
結論
次に予定されている動きは、Bajaj Finance、UltraTech Cement、HFCL、IREDAなどが含まれる月曜日の第2四半期決算発表です。これらの発表により、銀行決算のばらつきや企業の投資計画ですでに形作られている注目銘柄リストに、新たな業績データが加わることになります。
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