Truistは、Metaの目標株価を763ドルから1,000ドルに引き上げ、第3四半期(2026年)決算を前に「買い」評価を維持した。10月16日に示されたこの見解は、アナリストのYoussef Squali氏がMetaの人工知能(AI)製品に寄せる期待を反映する一方、財務上のリターンを示す重要性を高めるインフラ投資の拡大も浮き彫りにしている。

主なポイント

  • Truistは目標株価を約31%引き上げ、「買い」評価を維持した。
  • Squali氏は、四半期売上高がMetaの会社予想レンジの上限に近づくと予想している。
  • 10月21日のMetaの決算発表が、売上高とAI支出を確認する次の節目となる。

目次

AIの収益化期待を背景にMetaの目標株価が上昇

Squali氏は、収益化、ユーザーエンゲージメント、MetaのAIエージェント「Muse」の採用を、強気の見方を支える理由として挙げた。同氏の第3四半期売上高予想は経営陣の見通しの上限に近く、将来のAI製品への期待だけではなく、足元の堅調な売上高を軸にした見解となっている。

引き上げられた目標株価はアナリストの評価であり、会社予想でも、実現した投資リターンでもない。約31%の引き上げ幅はTruistの従来目標株価からの変化を示すもので、Metaの現在の株価から見た上昇余地を表すものではない。

項目詳細
Truistの第3四半期売上高予想約639億ドル。
Metaの第3四半期売上高見通し610億~640億ドル。
予想と見通し上限の比較Squali氏の予想は上限を1億ドル下回る。

投資拡大は引き続き予測に織り込まれる

Truistの改定後の長期予測には、Muse関連の支出を含む設備投資の拡大も織り込まれている。そのため、Squali氏の強気な見方は、MetaがAI開発計画を縮小することを前提としていない。

決算発表では、売上高がアナリストの期待に応えているか、またAI製品の開発・運用に必要な支出について経営陣がどのような説明をするかという、2つの異なる論点が残る。採用を示す明るい兆候だけでは、これらの製品がどれほどの利益やキャッシュを生み出すかは明らかにならない。

10月21日の決算発表が次の節目に

Metaの2026年第3四半期の決算発表予定によると、決算は2026年10月21日の取引終了後に発表される。同日、決算説明会は太平洋時間午後1時30分、東部時間午後4時30分に開催される。

10月16日時点では、四半期の数値はまだ発表されていなかった。そのため、Squali氏の売上高予想とMuseに関する評価は、発表済みの実績や、その後に示される経営陣のコメントと区別する必要がある。

結論

1,000ドルの目標株価は、インフラ拡張に資金を投じながらAIを収益化するMetaの能力に対する期待を高める。次の確認機会として予定されているのは10月21日の決算発表と説明会であり、発表される売上高や経営陣の支出に関する説明を、こうした期待と照らし合わせて評価できる。

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