Regionsの受取利息は、固定金利資産の入れ替わり、ローンの伸び、ヘッジ収入の増加に支えられ、2026年第3四半期に前四半期比1.6%増の12億9,800万ドルとなった。10月16日に発表された決算では、平均預金が減少し、預金以外の資金調達コストが上昇したものの、貸出収益性は小幅に改善した。
主なポイント
- 純金利収益は前四半期比で1.6%、前年同期比で3.3%増加した。
- 資産の入れ替わり、ローンの伸び、預金コストの管理が金利マージンの拡大を支えた。
- 平均ローン残高が増加する一方、平均預金残高は減少し、銀行のバランスシートに異なる動きが見られた。
目次
複数の成長要因がRegionsの受取利息を下支え
Regionsの2026年第3四半期決算発表によると、純金利収益は第2四半期から2,100万ドル、前年同期から4,100万ドル増加した。純金利収益は、ローンや証券などの資産から得る利息と、資金調達に対して支払う利息との差額を示す。
前四半期比の増加について、同行は主に、固定金利資産の入れ替わり、平均ローン残高の増加、ヘッジ収入の増加、貸倒引当金の戻入益、および四半期の日数が1日多かったことを要因に挙げた。預金コストの継続的な管理も寄与した一方、預金以外の資金調達コストの上昇がその効果を一部相殺した。
完全課税換算ベースの純金利マージンは、第2四半期から2ベーシスポイント拡大し、3.68%となった。この改善は、収益増加がローン残高の増加や報告期間が1日長かったことだけによるものではないことを示している。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 課税換算ベースの純金利収益 | 2026年第3四半期は13億1,400万ドル。第2四半期は12億9,100万ドル。 |
| 有利子預金コスト | 2026年第3四半期は1.70%。 |
| 四半期末ローン残高 | 998億2,700万ドルで、前四半期比0.6%増。 |
| 信用損失引当金 | 16億900万ドルで、ローン残高の1.61%に相当。 |
| 普通株式等Tier 1比率 | 推定10.8%。第2四半期末の10.7%から上昇。 |
預金が減少するなか、法人向け融資が拡大
平均ローン残高は前四半期比0.5%増の991億8,300万ドルとなった。幅広い業種で商工業向け融資が伸び、事業融資が全体の増加をけん引した一方、平均個人向け融資はわずかに減少した。
平均預金残高は1.2%減の1,291億4,000万ドルとなった。Regionsによると、法人預金の減少は主に、一部の大口法人顧客が有利子預金残高を同行経由の簿外投資商品に移したことを反映している。
預金の動きは一様ではなく、平均無利子預金残高はわずかに増加した。ローンの増加と預金の減少を踏まえると、見出しとなる受取利息の伸びとあわせて、資金調達コストを注視することが重要となる。
信用損失の減少とともに収益が拡大
総収益は前四半期比3.5%増の19億7,300万ドルとなり、純金利収益と非金利収益の双方が寄与した。非金利費用は11億1,800万ドルと、ほぼ横ばいだった。
信用状況も改善した。年率換算の純償却率は平均ローン残高比で第2四半期の0.42%から0.29%に低下し、不良債権比率も0.67%から0.59%に下がった。
普通株主に帰属する純利益は6億1,100万ドル、希薄化後1株当たり利益は0.71ドルとなった。確定した第3四半期の実績は、その後の収益成長を評価する際の基準となる。
結論
Regionsは、受取利息の増加、マージンの拡大、貸倒損失の減少を受けて第4四半期を迎えた。次回の四半期決算では、資産の金利見直しと融資の伸びが資金調達コストの圧力を引き続き上回るかどうかが明らかになる。
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