2026年9月30日に終了した四半期、Sapphire Foodsの業績は改善し、連結レストラン売上高は前年同期比20%増の₹8,853 millionとなった。改善をけん引したのはKFC Indiaだったが、同社が16四半期ぶりの最高の売上高成長率と調整後EBITDA成長率と説明したにもかかわらず、株価は10月22日に下落した。
主なポイント
- 調整後EBITDAは39%増の₹624 millionとなり、調整後税引前利益は黒字に転じた。
- KFC Indiaの売上高は26%増加し、既存店売上高の14%増と店舗網の拡大が寄与した。
- Pizza Hut IndiaはレストランEBITDAベースで赤字が続き、スリランカ事業の利益率も低下した。
目次
Sapphire Foodsの業績、営業面での四半期改善を示す
2027年度第2四半期の調整後EBITDAマージンは100ベーシスポイント上昇し、7.1%となった。別途開示された指標である連結EBITDAは21%増の₹1,286 millionとなり、マージンは14.5%だった。
調整後税引前利益は₹120 millionとなり、2026年度第2四半期の₹43 millionの損失から黒字に転じた。一方、報告ベースの税引前損失は₹6 millionと、わずかながらマイナスにとどまった。
インドとスリランカでKFC、Pizza Hut、Taco Bellの店舗を運営するSapphire Foodsは、9月30日時点で1,086店舗を展開していた。
KFCがけん引する一方、Pizza Hutは引き続き苦戦
KFC Indiaの売上高は26%増となり、16四半期ぶりの高い伸びを記録した。既存店売上高は14%増加し、取引件数も2桁成長となった。店舗網は前年の529店舗から606店舗に拡大した。
原材料費とエネルギーコストの上昇にもかかわらず、KFC IndiaのレストランEBITDAマージンは70ベーシスポイント改善し、14.5%となった。
Pizza Hut Indiaの売上高は7%増、既存店売上高は5%増となり、既存店売上高の伸びは7四半期で最も高かった。₹99の4品コースメニューや1つ買うと1つ無料になるキャンペーンなどのバリュー商品が売上を支えた。しかし、エネルギーコストの高止まりなどを受け、レストランEBITDAマージンは100ベーシスポイント悪化し、マイナス2.8%となった。
スリランカ事業の利益率が低下、株価も下落
スリランカ事業の売上高は現地通貨ベースで9%増加し、既存店売上高は5%増となった。賃金とエネルギーコストの上昇が収益性を圧迫し、レストランEBITDAマージンは290ベーシスポイント低下して12.5%となった。
木曜日午後、NSEでSapphire Foodsの株価は0.58%安の₹191.85となった。出典となったレポートは、同銘柄が過去1年間で約35%下落したとし、52週高値を₹310.50としている。
結論
KFCの売上高成長と利益率改善がSapphire Foodsの四半期業績を押し上げた一方、Pizza Hutの赤字とスリランカでのコスト圧力により、業績回復にはばらつきが残った。
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