ケーブルテレビとブロードバンド事業で加入者が減少するなか、Comcastは事業ポートフォリオと経営体制を再編しています。同社はブロードバンドの料金保証やワイヤレスサービスを打ち出す一方、決算発表を控えています。
主なポイント
- ケーブルテレビとインターネットの加入者減少により、同社の中核である接続事業への圧力が強まっています。
- ケーブルネットワーク事業は1月に分離され、Versant Media Groupとなりました。
目次
加入者減少の圧力を受け、Comcastが事業再編
Comcastの2025年12月31日時点の従業員数は、フルタイムとパートタイムを合わせて17万9,000人でした。
加入者減少で接続事業に圧力
視聴者がストリーミングサービスに移行するなか、Comcastは長年にわたりケーブルテレビの加入者減少に直面してきました。最近では、AT&T、T-Mobile US、Verizonが競争力のある価格の光ファイバー接続や固定無線接続を売り込むなか、インターネット事業でも顧客を失っています。
ブロードバンドサービスを支えるため、Comcastは5年間の料金保証と、ワイヤレス回線を1年間無料で利用できるサービスを売り込んでいます。同社は木曜日に決算を発表する予定です。
事業ポートフォリオの変更に伴い経営陣を刷新
Comcastの株価は10月22日時点で、年初来約21%下落していました。MS Nowを含むケーブルネットワーク事業は1月に分離され、Versant Media Groupとなりました。
共同最高経営責任者(CEO)のBrian Roberts氏は、加入者減少への対応として上級管理職の人事も変更しました。Steve Croney氏はブロードバンド・ワイヤレス事業のCEOに昇格し、元AppleおよびDirecTV幹部のJon Gieselman氏は最高成長責任者に就任しました。
Comcastの元最高財務責任者(CFO)であるMichael Angelakis氏は、NBCの分離後、同社の指揮を執るため復帰します。
結論
Comcastが接続サービスの顧客維持に取り組むなか、事業ポートフォリオと経営体制の変更が進んでいます。今後予定されている決算発表で、事業に関する次回の定期的な最新情報が示される見通しです。
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