共和党のブライアン・フィッツパトリック下院議員と民主党のボブ・ハービー氏が争うペンシルベニア州下院選では、2026年11月3日の選挙を前に、外部から多額の資金が流入している。民主党は、競争の激しい選挙区で繰り返し勝利してきた現職議員の議席を奪おうとしている。

要点

  • フィッツパトリック氏は、2020年にジョー・バイデン氏、2024年にカマラ・ハリス氏に投票した選挙区で、6期目を目指している。
  • 最近の世論調査ではハービー氏が僅差でリードしていたが、その差は調査の誤差の範囲内だった。

ペンシルベニア州下院選に外部から多額の資金

元FBI捜査官で超党派の問題解決議員連盟(Problem Solvers Caucus)の共同議長を務めるフィッツパトリック氏は、元教師で郡政委員を務めたハービー氏と、ペンシルベニア州第1選挙区で対決する。この選挙は、下院の主導権を左右する可能性のある選挙戦の一つだ。

ニューヨーク・タイムズ紙、フィラデルフィア・インクワイアラー紙、シエナ大学が10月25日に公表した世論調査では、ハービー氏が48%、フィッツパトリック氏が46%で、ハービー氏がリードした。ただし、この差は調査の誤差の範囲内だった。この選挙に関する独立系の公開世論調査は少ない。

民主党下院選挙委員会は、10月初め以降、同選挙区のテレビ広告に150万ドル超を投じると表明している。下院民主党の主要スーパーPAC(特別政治活動委員会)は750万ドル超を投じると表明した。これに対し、議会指導者基金と全国共和党議会委員会が表明した資金は、それぞれ500万ドル弱、100万ドル強となっている。

候補者、フィッツパトリック氏の実績をめぐり対立

フィッツパトリック氏は、ドナルド・トランプ大統領からの独立性を強調してきた。ハービー氏はこの見方に異議を唱え、現職議員が共和党の優先課題を支持した投票を指摘している。

フィッツパトリック氏は、共和党の2025年税制・歳出法案の下院初期案には賛成したが、最終案には反対票を投じた。上院で追加されたメディケイド削減に反対したと述べている。また、トランプ氏によるカナダへの関税を撤回する決議案に賛成票を投じる一方、大統領の関税に対する議会の一部の異議申し立てを制限する手続き上の措置も支持した。

フィッツパトリック氏の選挙資金は、10月14日時点で70万9,000ドル超と報告されており、ハービー氏は40万9,000ドル強だった。

次の節目

有権者は11月3日に選挙の結果を決める。

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