ブラジル選挙で勝利したルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ氏は、2026年10月25日の決選投票で大統領4期目を確保した。しかし、対立候補のフラビオ・ボルソナロ氏は敗北を認めず、結果の無効を求める考えを示した。
主なポイント
- ボルソナロ氏は、裁判所の命令による投票時間の2時間延長に疑問を呈した。自身の陣営も、大雨を理由に投票時間の延長を求めていた。
- ルラ氏は第1回投票でボルソナロ氏を下回っていたが、400万票以上の差をつけて勝利した。
- 東京市場に上場するボベスパ指数連動ファンドは、結果を受けてアジア取引で15%近く下落した。
ブラジル選挙の結果に異議申し立て
右派の上院議員で、収監中のジャイール・ボルソナロ元大統領の息子であるボルソナロ氏は、投票者の輸送に不正があったとの疑いを受け、ルラ氏が任命した最高裁判事が日曜遅くに下した投票時間を2時間延長する決定に異議を唱えた。
同氏の陣営も、保守色の強い南部で大雨が降ったことを理由に投票時間の延長を求めていた。アナリストらは、ルラ氏のリードが大きいため、投票結果を無効にする試みが成功する可能性は低いと述べた。
市場の反応と議会での反対
ボベスパ指数に連動する東京市場上場の上場投資信託(ETF)は、ルラ氏の勝利を受けてアジア取引で15%近く下落した。アナリストらは、ブラジルレアルが米ドルに対して下落すると予想した。
議会選挙で右派が議席を伸ばした後、ルラ氏はボルソナロ氏の支持者を多く抱える議会に直面する。日曜日にサンパウロで演説した同氏は、選ばれた大統領はすべての人々のために統治するためにいると述べた。
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