2026年10月までの1年間で、下院の接戦区は45から37に減少し、11月の中間選挙を前に競争の舞台が狭まった。ノースカロライナ州第13選挙区は、この変化を示している。2022年に民主党候補が僅差で勝利した議席は、選挙区の境界が引き直された後、共和党候補が余裕を持って勝利する議席となった。

主なポイント

  • 民主党のワイリー・ニッケル氏は2022年、第13選挙区で約9,000票差で勝利した。2年後、共和党のブラッド・ノット氏は再編後の選挙区で70,000票を超える差をつけて勝利した。
  • ここでは接戦区を、直近の大統領選挙の得票差が5ポイント以下だった選挙区と定義する。
  • 全米の民主党は11月3日の選挙で議席奪還を目指す選挙区の一つに第13選挙区を挙げているが、同党にとって厳しい戦いとなる見通しだ。

下院の接戦区はどう変化したか

ノースカロライナ州議会で多数派を占める共和党は、ローリー市の民主党支持者を第13選挙区から外し、バージニア州境に向かって広がる農村部の郡を加えた。新選挙区ではトランプ氏が58%の票を獲得した。

全国的な接戦区の減少は、直近の選挙区再編をめぐる攻防より前から続いている。政治的分極化の進行や、同じような考えを持つ有権者が異なる地域に集中していることも一因となっている一方、党派的な選挙区割りがどの程度影響しているかについては、研究者の間で議論が続いている。

第13選挙区をめぐる選挙戦

ニッケル氏は過去の選挙結果を検討したうえで、再選を目指さないことを決めた。その後、ウェイク郡地方検事の民主党予備選で勝利した。共和党候補は出馬せず、同氏は2027年1月に就任する予定だ。

民主党候補のポール・バリンジャー氏は、共和党員だった経歴を持つ医療分野の弁護士で、ノット氏に挑んでいる。全米の民主党はこの議席を獲得目標となり得る選挙区と位置づけているが、地元の共和党は議席が入れ替わる可能性は低いとみている。

次の節目

有権者は2026年11月3日の選挙で第13選挙区の勝者を決める。

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