ドナルド・トランプ大統領がミシガン州上院選で民主党のアブドゥル・エルサイード氏について行った発言に対し、2026年10月25日、元アラブ系米国人の盟友が批判した。トランプ氏はポートヒューロンでの集会で、エルサイード氏の米国への忠誠心に疑問を呈し、同氏を安全保障上の脅威として描いた。

要点

  • 「アラブ系米国人のためのトランプ支持者」の創設者の一人、ビシャラ・バーバ氏は、大統領の発言を人種差別的だと批判した。
  • エルサイード氏は過激派組織との関係を否定しており、同氏がムスリム同胞団に所属していることを示す証拠はない。
  • エルサイード氏は、引退する民主党のゲーリー・ピーターズ上院議員が占める議席をめぐり、共和党のマイク・ロジャース氏と争っている。

ミシガン州上院選で元盟友が発言を非難

集会でトランプ氏はエルサイード氏を「ジハード主義者」と呼び、「テロリスト側にいる」と述べた。また、エルサイード氏を上院に入れるべきではないと主張する中で、2001年9月11日の同時多発テロにも言及した。

同氏の団体は2024年にアラブ系米国人有権者へのトランプ氏の働きかけを主導する一翼を担い、現在は「平和のためのアラブ系米国人」と呼ばれている。バーバ氏は、大統領の発言は容認できないと述べた。「一線を越えている。人種差別的だ」と同氏は語った。

候補者が上院議席を争う

ロジャース氏もまた、エルサイード氏とムスリム同胞団との関係を結び付けようとしている。同団はイスラム運動で、米国政府がテロ組織に指定した支部を持つ。エルサイード氏が同運動に所属していることを示す証拠はない。

元デトロイト市保健当局者のエルサイード氏は、自身の忠誠心を疑うことは「恥ずべきことだ」と述べている。10月25日後半、グランドラピッズで開かれた集会では、トランプ氏は11月以降、自分を「上院議員」と呼ぶことになるだろうと支持者に語った。

当選すれば、エルサイード氏は米国初のイスラム教徒の上院議員となる。ロジャース氏との選挙戦は、上院の支配権を左右する可能性がある選挙戦の一つだ。

次の節目

ミシガン州の有権者は11月3日に上院選の投票を行う予定だ。

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