2026年10月23日、インドネシアの中部カリマンタン州でイノシシ用とみられるわなにかかっているのが見つかった母親と幼い子どもが、ボルネオオランウータン救助により診療所へ搬送された。

ボルネオオランウータンの救助と治療

母親のガディスは推定約25歳で、息子のガリスは生後10カ月だ。地元の自然保護当局者ムリアンシャー氏によると、ロープがガディスの腕に深く食い込んでいた。2頭はともに、パンカランブン近郊にあるオランウータン・ファウンデーション・インターナショナルの診療所で治療を受けている。

ムリアンシャー氏によると、ロープはイノシシ用のわなとして仕掛けられたようだ。こうしたわなは、作物を守る手段としてインドネシアの一部地域では合法で一般的だが、保護林や国立公園内では違法である。

わなと火災が生息地を脅かす

当局者らは、野生動物の生息域近くに無造作に仕掛けられたわなが、絶滅危惧種のオランウータンやマレーグマを捕らえる恐れがあると警告している。ここ数週間は、山火事を受けてオランウータンの救助も行われている。

10月24日には、西カリマンタン州ケタパンで、アブラヤシ農園から救出された別のオランウータン2頭が野生に戻された。自然保護団体WWFは、ボルネオ島とスマトラ島の野生には約12万頭のオランウータンが残っていると推定している。

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