2026年7~9月期のCIEオートモーティブの業績では、インドで売上高が増加した一方、自動車部品サプライヤーはコスト上昇に直面し、営業利益率は縮小した。同社が引用した業界予測でも、2027年初めにインドの自動車生産の伸びが鈍化する見通しが示されている。
主なポイント
- インドの売上高は18.2%増の₹1,801 croreとなった一方、営業利益率は17.3%から16.3%に低下した。
- 連結営業収益は11%増の₹2,633.18 crore、税引後利益は13.9%増の₹243.69 croreとなった。
- 欧州の売上高は減少したが、2025年の事業再編を受けて同地域の利益率は改善した。
CIEオートモーティブの業績:インドでコスト上昇
プネーに本拠を置く同サプライヤーのインド売上高は、9月期に₹1,523.2 croreから₹1,801 croreに増加し、自動車生産の好調に支えられた。EBITDAの増加はより緩やかで、₹264.2 croreから₹294 croreとなった。
同社は、インドの営業利益率低下について、西アジアでの紛争に伴う原材料、エネルギー、消耗品のコスト上昇が原因だと説明した。同社は自動車メーカーに鍛造品、鋳造品、ギア、プレス部品などを供給している。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| インドの小型車、2027年1~3月 | 生産は5.8%増の予測 |
| インドの二輪車、2027年1~3月 | 生産は5%~7%増の予測 |
| インドのトラクター、2027年1~3月 | 生産は3%~7%減の予測 |
| 欧州の小型車、2026年10~12月 | 生産は2.2%減の予測 |
| 欧州の小型車、2027年1~3月 | 生産は3.9%減の予測 |
生産予測は成長鈍化を示す
CIEオートモーティブ・インディアが10月22日に公表した投資家向けプレゼンテーションで引用された業界予測は、2027年第1四半期にインドの生産増加ペースが大幅に鈍化することを示している。これらは業界予測であり、同社の売上高見通しではない。
インドの小型車生産は9月期に18.8%増加し、二輪車生産は16.7%増加した。中型・大型商用車の見通しも下方修正されたが、プレゼンテーションでは修正後の成長率は明示されていない。
売上高減少も欧州の利益率は改善
9月期の欧州売上高は3.7%減の₹757.5 croreとなり、前年同期の₹786.6 croreから減少した。それでもEBITDAは₹110.6 croreから₹123.8 croreに増加し、利益率は14.1%から16.3%に改善した。2025年に実施した事業再編が反映された。
同社が引用した予測では、2026年12月期と2027年第1四半期に、欧州の小型車生産がさらに減少する見通しだ。
次の節目
同社は、規制当局の承認を条件として、完全子会社であるアルミ鋳造子会社を上場しているインド法人に合併する手続きを進めている。
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