香港交易所(HKEX)は、香港上場企業40社を対象とするベンチマーク「HKEX AI指数」を立ち上げ、中国本土向けに計画されているETFのため、南方基金管理に指数の使用を許諾した。同ファンドの設定は、引き続き規制当局の承認を条件としている。

要点

  • この指数は、AI半導体、インフラ、モデル、アプリケーションにわたる企業を対象とする。
  • 南方基金管理は指数の使用許諾を取得したが、ETFの設定や規制当局の承認は発表されていない。

HKEX AI指数の対象

HKEXは2026年10月23日、指数とライセンス契約を発表した。同取引所の 指数の立ち上げに関する発表 によると、このベンチマークは、AIバリューチェーンへのエクスポージャーが高い企業を測定するよう設計されている。

構成銘柄には、中芯国際(SMIC)、アリババ・グループ、テンセント・ホールディングス、壁仞科技(Biren Technology)、智譜AI(Zhipu AI)、MiniMax、地平線機器人(Horizon Robotics)が含まれる。指数は、半導体設計、インフラ、AIモデル、アプリケーションにまたがる。

対象企業は、研究開発費と設備投資がそれぞれ売上高の3%以上であることに加え、過去2年間の売上高成長率が5%以上であることを満たす必要がある。構成銘柄の比率は10%を超えることができず、アプリケーション分野の各銘柄は3%が上限となる。指数は四半期ごとに見直され、リバランスされる。

中国本土向けETFにはなお承認が必要

HKEXとの契約により、南方基金管理は中国本土市場向けに同指数に連動するETFを開発する権限を得た。ライセンスの取得は、規制当局の承認やファンドの提供開始を意味するものではない。

ETFの設定は引き続き規制当局の承認を条件としており、具体的な取り決めは別途発表される。AIテーマ型商品への投資家は、高いボラティリティに直面する可能性がある。

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