2026年10月30日(金)の取引でナスダック100は4%超下落し、投資家が大手テクノロジー企業の人工知能(AI)への支出を見極めるなか、月間下落率は5.8%超に拡大した。

主なポイント

  • 10月中に同指数の時価総額から2兆ドル超が失われたと推定された。
  • アマゾンはクラウド事業の急成長を報告する一方、2026年の設備投資予想を2,200億ドルに据え置いた。

ナスダック100、10月の下落幅を拡大

金曜日の報道時点で、テクノロジー株の比重が高い同指数は10月に約6%下落していた。この数値は月中の下落と金曜日の取引を示すもので、必ずしも月末の最終的な終値ベースの騰落率を意味するわけではない。

今回の下落は、AIインフラへの投資規模の大きさを浮き彫りにした大手テクノロジー企業の決算発表を受けたものだった。投資家は、こうした支出の収益が十分に早く得られるかどうかを検討している。ただし、入手可能な情報からは、指数の値動きの決定的な原因は特定できない。

クラウドの成長と投資コスト

アマゾンの第3四半期決算発表 は、成長とそれに伴う支出の両面を示している。AWSの売上高は前年同期比39%増の460億ドルとなった一方、アマゾンは2026年の現金設備投資額を約2,200億ドルとする見通しを維持した。

9月までの12カ月間で、アマゾンはフリーキャッシュフローが424億ドルの流出となったと報告した。同社によると、この流出は主に有形固定資産の購入増加によるもので、その大部分はAI投資を反映していた。

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