サーバーメーカーのスーパー・マイクロが2026年10月21日のプレマーケット取引で12%超上昇した。同社が発表した暫定見通しでは、第1四半期の売上高が従来のガイダンスを約40億ドル上回るとされた。この暫定情報では売上総利益率も従来予想を上回り、経営陣はAIプラットフォームへの需要拡大と、顧客構成および製品構成の好転を理由に挙げた。

主なポイント

  • 第1四半期の暫定売上高は185億~195億ドルと推定され、ガイダンスの145億~155億ドルを上回った。
  • 売上総利益率は12.0%~12.5%と推定され、従来予想の10.4%~10.8%を上回った。
  • 数値は未監査で、修正される可能性がある。決算説明会は11月3日に予定されている。

目次

売上高予想の引き上げを受け、スーパー・マイクロ株が上昇

Super Micro Computerは2026年10月20日、2027年度第1四半期の暫定業績アップデートを発表した。対象期間は2026年9月30日までの3カ月間。同社は、従来のガイダンスを上回る売上高の主な要因として、AIプラットフォームへの需要拡大を挙げた。

新たな売上高予想レンジの中央値は190億ドルとなり、従来予想の150億ドルと比べて約27%増となる。この比較対象は経営陣が以前に示したガイダンスであり、アナリスト予想のコンセンサスではない。

スーパー・マイクロは、企業、クラウド、AIインフラ向けのサーバー、ストレージ、ネットワーク機器のほか、関連ソフトウェアやサポートサービスを提供している。今回のアップデートは同事業の売上高が予想を上回ったことを示すが、四半期業績の全容を示すものではない。

項目詳細
第1四半期売上高暫定:185億~195億ドル、従来のガイダンス:145億~155億ドル。
第1四半期売上総利益率暫定:12.0%~12.5%、従来のガイダンス:10.4%~10.8%。
報告対象期間2027年度第1四半期、2026年9月30日終了。

顧客構成と製品構成が売上総利益率を押し上げる

同社の暫定業績アップデートによると、売上総利益率は従来のガイダンスレンジ全体を上回った。経営陣は、改善の主な要因として顧客構成と製品構成を挙げた。

今回の利益率予想は、製品コスト控除後に売上高から確保できる割合が従来予想より大きくなるとスーパー・マイクロが見込んでいることを示す。ただし、それだけで純利益やキャッシュ創出力が明らかになるわけではなく、暫定発表ではいずれも数値が示されていない。

11月の決算発表で暫定数値を検証へ

スーパー・マイクロは、財務決算手続きを完了する過程で数値が変わる可能性があるとして、これらの推定値は未監査であると注意を促した。同社の独立会計事務所は、暫定売上高および売上総利益率の数値について、監査、レビュー、または手続きを実施していない。

同社は2026年11月3日午後5時(米東部時間)に、2027年度第1四半期決算の電話会議を開催する予定だ。この発表は、暫定の売上高および利益率予想とともに、より包括的な業績を確認できる次の機会となる。

結論

暫定アップデートでは、スーパー・マイクロの第1四半期について、売上高と売上総利益率の両方の見通しが引き上げられた。次に確定している節目は11月3日の決算説明会だが、推定値はなお修正される可能性がある。

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