CBRE Groupは2026年10月20日、Onnec Groupを初期対価として4億6,000万ポンド(約6億1,000万ドル)の現金で買収する契約を発表した。この買収により、CBREは欧州およびアジア太平洋地域でデータセンターのインフラサービスを拡大する見込みで、通常の規制当局の承認を条件に、2026年末ごろの完了を予定している。
主なポイント
- 複数年にわたるアーンアウトにより、Onnecが成長基準を達成した場合、最大3億ポンドが追加される可能性がある。
- Onnecのネットワークおよびファイバーインフラサービスは、CBREが米国で展開する既存の能力を補完する。
- CBREは、買収完了後、Onnecが直ちにコア1株当たり利益に寄与すると予想している。
目次
CBREによるOnnec買収には成長連動型の支払いが含まれる
CBREの買収発表によると、初期の現金支払いに加え、最大3億ポンド(約4億ドル)の複数年にわたるアーンアウトが設定されている。この追加対価は、Onnecが所定の成長基準を満たすことを条件としており、クロージング時に無条件で支払われるものではない。
したがって、本契約では前払いの買収価格と、将来の業績に連動する対価が分けられている。CBREは最終契約を締結したと発表したが、取引はまだ完了していない。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| Onnecの2027年売上高予測 | 約3億7,000万ポンド(4億9,800万ドル)。 |
| Onnecの2027年コアEBITDA予測 | 5,000万ポンド超(6,700万ドル)。 |
| クリティカル・インフラストラクチャー・サービスの2027年売上高予測 | Onnecを含め、約45億ドル。 |
| その他のサービス事業の2027年インフラ売上高予測 | 約25億ドル。 |
| 2027年インフラサービス売上高の合計予測 | 約70億ドル。 |
OnnecによりCBREのインフラサービスの提供範囲が拡大
1986年に設立され、ロンドンに本社を置くOnnecは、ネットワーク、ファイバー、データセンターのインフラを設計、導入、保守している。従業員約800人を擁し、ハイパースケーラーを含む大手テクノロジー企業に対し、英国、大陸欧州、アジア太平洋地域でサービスを提供している。
CBREは、Onnecの地理的な事業展開が、同社が米国ですでに提供しているデータセンターインフラサービスを補完すると述べた。OnnecはCBREのクリティカル・インフラストラクチャー・サービス事業部門に属する。
最高執行責任者のヴィクラム・コーリ氏は、この取引について、CBREの不動産サービス事業と並行して、グローバルなインフラサービス事業を構築する明確な戦略の一環だと説明した。今回の拡大は、データセンター施設そのものの単純な買収ではなく、データセンターを支える技術サービスを対象としている。
2027年予測が示す事業規模の計画
CBREは、Onnecが直ちにコア1株当たり利益を押し上げると予想している。Onnecおよびインフラサービス事業全体に関する同社の財務予測は、2027年についての経営陣の見通しであり、報告済みの実績ではない。
同社のインフラ売上高見通しには、クリティカル・インフラストラクチャー・サービスおよびその他のサービス事業、特にプロジェクト・マネジメントとアドバイザリー・サービスの寄与が含まれる。開発事業における不定期のデータセンター用地売却による売上高は含まれていない。
OnnecのコアEBITDA予測は非GAAP指標である。CBREは、過度な負担を伴わずに合理的に予測できない特定の必要項目があるとして、最も比較可能性の高いGAAP指標との調整表を提示しなかった。
結論
次の節目は買収の完了で、通常の規制当局の承認を経て2026年末ごろを予定している。発表された2027年の財務寄与は、達成済みの実績ではなく、引き続き予測である。
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