e.l.f. BeautyによるRhodeの買収は2025年8月5日、前払い対価8億ドルで完了し、業績に連動する最大2億ドルの追加支払いが設定されました。ヘイリー・ロード・ビーバーのスキンケア・メイクアップブランドの買収は完了済みであり、2026年10月に新たに提案された取引ではありません。

主なポイント

  • Rhodeは2025年8月、e.l.f. Cosmeticsの完全子会社となりました。
  • クロージング時の対価は、現金6億ドルと約2億ドル相当の株式で構成されていました。
  • 追加の現金支払いは、クロージング後3年間におけるRhodeの売上実績に応じて決まります。

目次

Rhodeの買収は完了済みで、新たに提案されたものではない

e.l.f. Beautyの買収完了に関する提出書類によると、2025年5月28日付の合併契約に基づき、取引は2025年8月5日に完了しました。合併の完了に伴い、Rhodeはe.l.f. Cosmeticsの完全子会社となりました。

時期と価格を理解するうえで、この違いは重要です。6億ドルはクロージング時の支払いのうち現金部分であり、現金と株式を合わせた買収価格の全額ではありません。クロージング時の対価総額は8億ドルで、合併契約に定められた調整の対象となります。

約2億ドル相当の株式部分には、1株当たり77.1685ドルの価値が適用されました。この契約上の価値は、取引完了時の株価ではなく、定められた過去の株価平均に基づいています。

項目詳細
タームローンの満期2030年3月3日
予定償還の開始日2025年12月31日
四半期ごとの元本返済最初の3年間は当初元本の1.25%、その後の2年間は1.875%
SOFRに基づく金利マージン連結総ネットレバレッジに応じて1.50%~2.25%

追加支払いは売上目標に基づいて決定

契約では、現金による2つのアーンアウト支払いが定められていました。事業が策定した年間売上予測をクロージング後3年間に達成した場合、Rhodeの売り手は最大1億ドルを受け取る可能性がありました。

同じ期間に予測を所定額上回った場合には、さらに最大1億ドルが支払われる可能性がありました。この2つの項目を含めると、クロージング時の調整前の対価総額は最大10億ドルに達する可能性がありましたが、条件付きの支払いが保証されていたわけではありません。

これらの条項により、クロージング時に支払われた金額と、最終的な買収コストが区別されます。提出書類では、いずれかの業績基準がその後達成されたかどうかは確認できません。

タームローンが取引を支援

e.l.f.は2025年8月5日、6億ドルのタームローン融資枠を設定しました。その使途として、合併対価の一部の支払い、Rhodeの既存融資枠の借り換え、取引手数料および費用の負担、一般的な企業目的への資金充当が認められていました。

同社は、修正後の信用契約に基づく借入金をクロージング時の対価の一部に充当したと述べています。また、この修正により、許容される総ネットレバレッジ比率の上限が引き上げられ、既存のリボルビング融資枠の金利マージンも拡大しました。

結論

買収は2025年に完了しており、残る取引対価はクロージング後3年間のRhodeの売上実績に左右されます。次の取引上の節目として注目されるのは、新たな買収発表ではなく、契約上のアーンアウト基準の達成です。

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