2026年10月16日のFTGSの保有銘柄変更では、ファースト・トラスト・グロース・ストレングスETFがセールスフォース、S&Pグローバル、アーチ・キャピタルを新規に組み入れる一方、マイクロソフトをはじめとする複数の大口保有銘柄を全て売却したことが示された。ポートフォリオの更新情報では、34銘柄の保有を増やし、29銘柄の保有を減らしたとされ、運用資産12億9,000万ドルのファンドが大幅に組み替えられた。

主なポイント

  • 報告された新規組み入れでは、セールスフォースとS&Pグローバルがそれぞれ2,590万ドルで最大だった。
  • 全保有解消のうち最大だったのはマイクロソフトで、報告された評価額は3,390万ドルだった。
  • 10月21日の別の開示でも、最大規模の新規保有銘柄5社全てが引き続き記載されていた。

目次

FTGSの保有銘柄変更、5銘柄を大規模に新規組み入れ

10月16日の新規組み入れ上位5銘柄は、いずれも既存保有の買い増しではなく、新たな保有銘柄だった。セールスフォース、S&Pグローバル、アーチ・キャピタルに加え、ファンドはワークデイとアメリプライズ・ファイナンシャルを組み入れた。

これらの新規組み入れの評価額は、それぞれ2,560万~2,590万ドルだった。金額が近いことから、最大規模の新規保有銘柄は概ね同程度のドル建てエクスポージャーでポートフォリオに加わり、特定の1銘柄の購入がグループ全体を大きく占めたわけではないことがうかがえる。

項目詳細
セールスフォース新規保有:107,604株。10月16日の新規組み入れ額として報告された評価額は2,590万ドル。
S&Pグローバル新規保有:60,211株。10月16日の新規組み入れ額として報告された評価額は2,590万ドル。
アーチ・キャピタル新規保有:255,230株。10月16日の新規組み入れ額として報告された評価額は2,580万ドル。
ワークデイ新規保有:135,125株。10月16日の新規組み入れ額として報告された評価額は2,580万ドル。
アメリプライズ・ファイナンシャル新規保有:51,147株。10月16日の新規組み入れ額として報告された評価額は2,560万ドル。

全保有解消ではマイクロソフトが最大

報告された最大の保有削減は、64,079株、評価額3,390万ドルに相当するマイクロソフト株の全売却だった。FTGSはこのほか、CMEグループ(3,030万ドル)、ターゲット(2,790万ドル)、コストコ・ホールセール(2,650万ドル)、マーシュ・アンド・マクレナン(2,610万ドル)の保有も全て解消した。

保有銘柄変更の概要によると、総取引額は7億6,950万ドルで、純流出額は300万ドルだった。ポートフォリオの売買双方で大幅な変更があったにもかかわらず、純額は比較的小さかったことから、総額は純額を大きく上回った。

これらの数値は、報告されたポートフォリオの変更とそれに関連する評価額を示すものである。独立して検証された売買の執行実績や、同額の投資家資金がETFに流入・流出した証拠として扱うべきではない。

後日の開示で新規銘柄の継続保有を確認

ファースト・トラストの10月21日付保有銘柄開示では、現金を除く50銘柄が記載され、セールスフォース、S&Pグローバル、アーチ・キャピタル、ワークデイ、アメリプライズの保有が引き続き確認された。保有比率はアメリプライズの1.93%からワークデイの2.10%までだった。

この後日の時点の情報から確認できるのは10月21日にこれらの銘柄が保有されていたことまでであり、10月16日の新規組み入れの時期や約定価格ではない。ファースト・トラストはまた、保有銘柄情報が前営業日の設定・解約取引を反映しており、ファンドの保管機関や会計代理人が保有する記録と異なる場合があると注意を促している。

結論

10月16日の変更では、複数の主要保有銘柄が、規模の近い新規保有銘柄に入れ替わった。今後の日時付きポートフォリオ開示で注目すべき点は、これらの新規保有銘柄が約2%の比率を維持するか、さらに変動するかだ。

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