アルケーン・リソーシズは2026年10月20日の発表で、ナガンビーでの掘削により、既知の金・アンチモン鉱化帯がこれまで確認されていた範囲の下方へ115メートル延長されたと明らかにした。初期の探鉱結果は、ビクトリア州の同社保有地で鉱化が連続していることを示している。アルケーンは、最終的に80%の権益を取得する可能性がある権益取得契約を進めるかどうかを検討している。

要点

  • 歴史的なウエスト・ピットの下方にある鉱化システムを調べるため、総延長1,868メートルのダイヤモンド掘削孔3本を掘削した。
  • 既存の推定資源量の範囲外で、幅の狭い高品位区間と、より広い鉱化帯が確認された。
  • アルケーンの当初のオプション期間は2027年4月まで。60%の権益取得には、3年間で1,250万ドルの支出が必要となる。

目次

ナガンビーでの掘削、深部と広範囲の鉱化を調査

掘削は2026年6月に始まり、歴史的な採掘跡の下方にある南北方向の鉱脈を対象とした。アルケーンのナガンビー探鉱発表によると、C2の交差区間は、既知の限界より下方へ鉱化帯を115メートル延長しており、深部での追加掘削の余地がある。

C3ゾーンでは、掘削孔ADD001で、孔内深度156.3メートルから、金品位1トン当たり3.3グラム、アンチモン品位0.7%の区間が10.6メートル確認された。推定真幅は10.4メートルだった。この区間内の1.3メートルでは、金品位が1トン当たり17.0グラム、アンチモン品位が5.9%で、推定真幅は1.2メートルだった。

今回の計画では、これまで確認された鉱脈群の外側でも、より広い鉱化帯が交差した。ADD001の区間の一つは孔内長42メートルで、推定真幅は32.2メートルだった。孔内長と推定真幅は別々の測定値であり、交差区間の規模を比較する際に重要な違いとなる。

項目詳細
C2W — ADD001深度306.3メートルから、金品位1トン当たり1.2グラム、アンチモン品位2.5%で9.7メートル。推定真幅は4.9メートル。
C2W — ADD006深度221.7メートルから、金品位1トン当たり2.1グラム、アンチモン品位0.5%で10メートル。推定真幅は6.4メートル。
C2W — ADD013深度592.59メートルから、金品位1トン当たり0.6グラム、アンチモン品位0.8%で22.6メートル。推定真幅は20.7メートル。
新規鉱化領域 — ADD001深度214.88メートルから、金品位1トン当たり1.8グラム、アンチモン品位0.2%で42メートル。推定真幅は32.2メートル。

コスターフィールド向けの鉱石供給源となる可能性、ただし開発決定ではない

ニック・アーナー最高経営責任者(CEO)兼マネージングディレクターは、今回の結果は、潜在的な鉱石供給源を拡大し、アルケーンが100%保有するコスターフィールド事業の操業期間を延長するという同社の戦略に合致すると述べた。また、ナガンビーにはコスターフィールドの金・アンチモン鉱化システムとの類似点が見られるとしつつ、さらなる作業が必要だと強調した。

新たな交差区間は探鉱結果であり、更新された鉱物資源量でも、採掘の確約でもない。2024年11月の推定資源量(推定区分)は、品位が金1トン当たり3.3グラム、アンチモン3.9%の鉱石539,000トンで、金約58,000オンス、アンチモン20,800トンを含むとされた。

商業的な処理の実現可能性も、まだ実証されていない。発表に記載された適格者は、販売可能な精鉱の生産が可能かもしれないとの見解を示しているが、この見解は冶金試験によってまだ裏付けられておらず、今後の冶金調査と市場調査の結果に左右される。

権益取得の判断はこれから

アルケーンが権益取得に向けた作業を進める間も、所有権はナガンビー・リソーシズが維持する。アルケーンは、開始から3年以内に探鉱、評価および関連調査へ少なくとも1,250万ドルを拠出することで、60%の権益を取得できる。

契約には2027年4月までの12カ月間のオプション期間が含まれ、この間、アルケーンは撤退できる。60%の権益を取得した後、さらに1,500万ドルを拠出して権益を80%に引き上げることも可能だ。権益取得期間終了後、アルケーンをオペレーターとする非法人型ジョイントベンチャーが設立される。

アルケーンが当初のオプション判断に向けて進むなか、ダイヤモンド掘削リグ2基が引き続きウエスト・ピットと周辺地域を探査し、地質構造と鉱化帯の延長可能性を調べている。

結論

次に予定されている確定的な節目は、2027年4月のアルケーンによる当初の権益取得判断だ。継続中の掘削は、ナガンビーの鉱化帯の延長と、コスターフィールドを補完する可能性についての評価に役立つ。

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