BAWAGの2026年第3四半期の業績では、純利益が2億4,800万ユーロとなり、最初の9カ月間の利益は7億3,500万ユーロに達した。同行は2026年10月19日に決算説明会を開催し、permanent TSB(PTSB)の買収計画に向けて準備を進めていた。

主なポイント

  • 第3四半期の純利益は2億4,800万ユーロ、9カ月間の利益は7億3,500万ユーロとなった。
  • 四半期の有形普通株主資本利益率は26.9%で、最初の9カ月間は28.0%だった。
  • BAWAGは、アイルランドの買収規則を理由に、説明会で取引に関する質問を受け付けないとした。

目次

BAWAGの業績、四半期の収益性を示す

BAWAGの2026年第3四半期決算発表では、四半期利益および収益率の数値に加え、経費率は29.8%と報告された。経費率は収入に対する営業費用の割合を示し、有形普通株主資本利益率は、同行の有形普通株主資本を基準に収益性を測る指標である。

四半期の有形普通株主資本利益率は、9カ月間の数値を下回った。ただし、これらの数値は対象とする報告期間が異なり、前年同期比の傾向を示すものではない。

アナス・アブザークーク最高経営責任者(CEO)は、予定されているPTSB買収と、欧州全域および米国で事業を展開する銀行グループとしての次の発展段階に向けた準備を進める一方、戦略面および事業運営面の取り組みを引き続き実行していると述べた。

項目詳細
報告期間2026年第3四半期および最初の9カ月間。
決算説明会の日時2026年10月19日、午前10時CEST(GMT午前08時)。
経営陣の参加者アナス・アブザークークCEOおよびエンヴェル・シルジッチCFO。

PTSB取引により決算説明会での議論を制限

冒頭の説明によると、予定されているPTSBとの取引にはアイルランドの買収規則が適用され、BAWAGが提供できる情報は制限されていた。そのため、同行は決算説明会で取引に関する質問を受け付けないとした。

BAWAGは、取引に関する最新情報は規制当局への発表を通じて伝えると述べた。これにより、四半期決算の説明と今後の取引開示は切り分けられている。決算発表に伴い公表された資料の時点では、買収は完了しておらず、計画段階にあった。

結論

今回の決算は、PTSB買収が未完了である中でのBAWAGの四半期収益性を示している。取引に関する追加情報は、決算説明会の質疑応答ではなく、規制当局への発表を通じて提供される予定だ。

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