サーバープロセッサーとAIアクセラレーターへの需要が事業を押し上げ、2026年第2四半期のAMDの成長率はインテルを上回った。AMDは総売上高が50%増加し、データセンター売上高が107%増加したと報告した一方、インテルの総売上高は25%増加した。この決算はコンピューティング製品全般で需要が拡大していることを示しており、AI関連の支出がGPUからCPUへ移行していると結論づけるものではない。

主なポイント

  • AMDのデータセンター売上高は67億ドルに達し、四半期売上高の58%を占めた。
  • インテルも事業を拡大し、総売上高は161億ドル、データセンター・AI部門の売上高は59%増加した。
  • AMDは8月の見通しで、下半期のデータセンター売上高がより速いペースで伸びると予想した。これは経営陣の予想であり、報告済みの実績ではない。

目次

AMDの成長はCPUとGPUの双方への需要を反映

8月4日に発表されたAMDの2026年第2四半期決算発表によると、同社はデータセンター売上高の増加について、EPYCサーバープロセッサーとInstinct GPUへの強い需要を挙げた。四半期の総売上高は115億3,600万ドルとなり、前年同期の76億8,500万ドルから増加した。

リサ・スー最高経営責任者(CEO)は、EPYCへの需要が加速し、Instinctの導入規模が拡大していると述べた。この組み合わせが重要なのは、AMDが報告した成長が、単一の半導体カテゴリーではなく、サーバーCPU事業とAIアクセラレーター事業の双方に支えられているためだ。

データセンターは同四半期の全社売上高の58%を占めた。この売上構成により、クライアント、ゲーム、組み込み事業がそれぞれ異なる需要動向をたどるなかでも、データセンター事業はAMD全体の成長にとって特に重要となっている。

項目詳細
AMDの2026年第2四半期GAAP純利益22億9,700万ドル。前年同期は8億7,200万ドル。
AMDの2026年第2四半期GAAP粗利益率54%。前年同期は40%。
AMDのクライアント事業売上高31億ドル、前年同期比23%増。
AMDのゲーム事業売上高7億7,900万ドル、前年同期比31%減。
AMDの組み込み部門売上高9億7,700万ドル、前年同期比19%増。

インテルの回復は異なる比較材料を示す

7月23日に発表されたインテルの第2四半期決算では、売上高が25%増の161億ドルとなった。データセンター・AI事業の売上高は63億ドルで、前年同期比59%増だった。

したがって、全社ベースでも、データセンター関連として示された事業でも、AMDの成長率はインテルを上回った。ただし、両社のセグメント定義は同一ではないため、これらの数値だけではサーバーCPUの市場シェアの変化を明らかにできない。

インテルのリップブー・タンCEOは、AI主導の需要が広がるCPU、カスタムチップ、先端パッケージング、製造を成長機会として挙げた。両社の決算はコンピューティング需要の広がりを示しているが、業界全体で投資がGPUからCPUへ移っていることを証明するものではない。

次の焦点は8月の見通しに沿った実績

AMDが8月4日に示したガイダンスでは、2026年第3四半期の売上高を約130億ドル、プラスマイナス3億ドルと予想した。この予想の中央値は、前年同期比約41%増、前四半期比13%増に相当する。

ジーン・フー最高財務責任者(CFO)はまた、2026年下半期にデータセンター売上高が加速するとAMDは見込んでいると述べた。こうした予想は、すでに確定した第2四半期の実績とは区別すべきであり、その後の決算で見込まれた拡大が実現したかどうかが明らかになる。

結論

AMDが第2四半期に示した強みは、サーバーCPUとAI GPUの双方に支えられた、より速い報告済み成長率だった。次回の決算発表では、8月のガイダンスと、下半期にデータセンター売上高がさらに伸びるという経営陣の予想が試される。

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