Karur Vysyaの利益は、純金利収入の増加と引当金の減少が収益性を押し上げ、2026年9月30日終了四半期に前年同期比37.2%増の7億8,769万ルピーとなった。同銀行は10月15日に2026~27年度第2四半期の決算を承認した。貸出の伸びは預金の伸びを上回り、不良債権比率は改善した。

主なポイント

  • 引当金の大幅な減少に支えられ、純利益は営業利益を上回る伸びとなった。
  • 貸出は前年同期比20.4%増加し、預金の16.0%増を上回った。
  • 不良債権比率は改善したものの、総不良債権額は前年同期から絶対額ベースで増加した。

目次

引当金減少がKarur Vysyaの利益を押し上げ

同銀行の2026年9月期四半期決算によると、純利益は前年同期の5億7,396万ルピー、前四半期の7億5,570万ルピーから増加した。この決算は未監査で、同銀行の法定監査人による限定的レビューの対象となっており、監査人は無限定の結論を表明した。

利息収入から利息支出を差し引いて算出する純金利収入は、前年同期比18.7%増の14億9,737万ルピーとなった。その他収入が5億1,232万ルピーから4億3,481万ルピーに減少したにもかかわらず、総収入は10.5%増の36億7,021万ルピーとなった。

引当金・偶発損失計上前の営業利益は14.2%増の11億6,220万ルピーとなった。税金を除く引当金・偶発損失は2億7,437万ルピーから1億1,853万ルピーに減少し、最終利益の伸びが営業利益の伸びを大幅に上回った理由の一つとなった。

項目詳細
基本的1株当たり利益2026~27年度第2四半期は8.15ルピー、前年同期は5.94ルピー。年率換算していない。
総資産利益率(年率換算)当四半期は2.10%、前年同期は1.81%。
上半期純利益15億4,339万ルピー。2025年9月終了の6カ月間は10億9,541万ルピー。
総資産2026年9月30日時点で1,508億3,072万ルピー、前年同期は1,300億9,903万ルピー。

貸出の伸びが預金の拡大を上回る

9月30日時点の貸出残高は1,110億1,522万ルピーとなり、前年同期の921億8,486万ルピーから増加した。同期間に預金は1,101億9,164万ルピーから1,281億2,329万ルピーに増加した。

この差は、預金による資金調達基盤よりも貸出残高の伸びが速かったことを意味する。2026年3月31日との比較では、貸出は13.1%増、預金は10.8%増だった。これらの貸借対照表上の数値は拡大のペースを示すもので、将来の成長に関する経営陣の予測ではない。

不良債権比率は低下も、残高は前年から増加

総不良債権比率は0.69%に低下し、前年同期の0.76%、2026年6月の0.74%を下回った。純不良債権比率は0.18%で、比較対象となる両期間の0.19%から低下した。

一方、絶対額ベースでは総不良債権残高は7億6,544万ルピーとなり、前年同期の7億783万ルピーを上回った。ただし、6月の7億7,189万ルピーは下回った。この前年同期比較は、不良債権比率の低下が、問題債権の残高そのものの減少を必ずしも意味しない理由を示している。

バーゼルIIIの自己資本比率は17.97%で、6月の18.61%から低下したが、前年同期の16.58%は上回った。同銀行は当四半期に2,500万ルピーの変動引当金も計上し、これをTier II資本に含めた。

結論

9月期は、利息収入の増加と引当金計上額の減少が重なった。次の四半期比較では、貸出残高の拡大が続く中で営業利益の伸びがそのペースに追いつくか、また不良債権比率とともに絶対額ベースの不良債権残高も減少するかが焦点となる。

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