TransUnionは2026年10月16日、同社のサービス「Branded Call Display」が、TIMEの「2026年のベスト発明」に「Connectivity & Communication」部門で選出されたと発表した。このサービスは、企業の発信者識別とリアルタイム認証を組み合わせ、消費者が着信に応答するかどうかを判断できるよう支援する。

主なポイント

  • 今回の選出は、TransUnionのネットワークベースの発信者識別サービスを対象としている。
  • 米国、カナダ、ブラジル、インドで展開されている。
  • TransUnionはエンゲージメントの向上を報告したが、測定期間や顧客のサンプル数は明らかにしていない。

目次

Branded Call Displayによる企業からの通話の識別方法

このサービスでは、企業名とロゴ、発信理由に加え、通話が認証済みであることを示す表示を提供できる。TransUnionによると、リアルタイムで通話を認証し、なりすましや偽装詐欺から消費者を守る支援をする。

TransUnionが2026年10月に発表した製品に関する告知によると、このサービスは消費者がアプリをダウンロードする必要はなく、参加する通信ネットワークを通じて提供される。同社が業界標準の確立を支援した通話認証基盤「STIR/SHAKEN」を基盤としている。

実用面での違いは、電話番号だけを表示するのではなく、着信の背後にある企業について、受信者により多くの情報を提供できる点にある。利用可能かどうかは参加ネットワークに依存し、発表では全域を網羅しているとは説明されていない。

項目詳細
ブランド表示付き通話のインプレッション数主要な無線通信ネットワーク全体で70億回超と、TransUnionは述べた。
加入者へのリーチTransUnionによると、導入による影響は10億人超のモバイル加入者に及ぶ。
応答率企業の成果として、105%の上昇が報告された。
折り返し率最大40%の上昇が報告された。
オファーの成約率83%の上昇が報告された。

報告されたリーチと顧客エンゲージメント

TransUnionによると、このサービスは米国、カナダ、ブラジル、インドで導入されている。同社の「Trusted Call Solutions」スイートを通じて提供され、詐欺の削減と顧客エンゲージメントに重点を置く。

同社は、銀行、医療、保険、政府機関の組織が報告した効果を挙げた。これらの数値は報告された成果であり、サービスを利用するすべての企業で改善が保証されるわけではない。

発表では、エンゲージメントに関する数値の対象となった組織、測定期間、サンプル数は明らかにされていない。また、ブランド表示付き通話のインプレッション数は表示回数を測るものであり、通話に応答したユニークユーザー数を示すものではない。

選出によって財務への影響が定量化されるわけではない

TransUnionの不正対策・通信ソリューション担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、James Garvert氏は、詐欺によって電話への信頼が損なわれ、番号に心当たりがないために消費者が重要な電話を無視するようになっていると述べた。

今回の受賞は、TransUnionの通信事業における製品を評価したものだ。発表では、Branded Call Displayの売上高、契約額、受賞に関連する業績予想は開示されておらず、測定可能な利益への影響が示されたわけではない。

結論

今回の選出は、TransUnionの発信者認証サービスと、同社が報告した運用上の展開範囲を際立たせるものだ。同社は、さらなる導入の時期や追加の実績を開示する日程を発表していない。

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