Solayer Payは2026年10月22日、Solana、Ethereum、Arbitrum、BNB Chain、Baseでステーブルコインの入金に対応し、暗号資産ネイティブのVisaカードおよび決済アプリへの入金方法を拡大した。対応するステーブルコインは、ユーザーが別のブロックチェーンにあらかじめブリッジすることなく、これらのネットワークから直接、決済用残高に移せるようになった。
主なポイント
- iOSおよびAndroidアプリで、5つのネットワークからの入金に対応。
- バーチャルカードと実物カードは、同じ入金残高を使用。
- カードの発行には引き続き本人確認と地域ごとの利用可否が適用される。
目次
Solayer Payのマルチチェーン入金の仕組み
ユーザーはアプリで資金を保有するネットワークを選択し、対応するステーブルコインをSolayer Payの残高に送金する。Solayerは、BNB Chain上のUSDTとBase上のUSDCを、直接入金できるようになった残高の例として挙げた。
実際に変わったのはアカウントへの入金方法であり、決済時のカード利用方法ではない。これらのネットワーク上で対応資産を保有するユーザーは、チャージ前に別の場所へブリッジする必要がなくなった。これにより中間の送金手順が省かれる一方、今回の発表では、トークンとネットワークの完全な対応一覧や入金手数料の体系は示されていない。
Solayerのマーケティング責任者、Margie Feng氏は、ユーザーが普段利用するブロックチェーンからチャージできるようにすることが今回の拡大の狙いであり、ステーブルコインの保有から利用までの手順を短縮すると述べた。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス開始当初 | 2025年4月、Emerald Cardとして開始 |
| 実物カードの導入 | 2026年5月 |
| 5ネットワークでの入金対応の発表 | 2026年10月22日。機能は提供開始済みと発表 |
| 公表されたカード保有者数 | 45,000人超、Solayerの発表による |
カードと送金で共通の残高を利用
Solayer Payのステーブルコイン決済カードは、ユーザーが決済時に手動で法定通貨へ換金したり資金を変換したりすることなく、Visa対応の数百万の加盟店で利用できるよう設計されている。この既存の決済機能は、今回発表された入金ネットワークの拡大とは別のものだ。
入金が反映されると、ユーザーはバーチャルカードまたは実物カードで決済できるほか、Apple PayやGoogle Payにカードを追加して非接触決済を利用したり、ピアツーピア送金で他のユーザーに資金を送ったりできる。どちらのカードも同じ残高を利用し、残高と取引はアプリで確認できる。
実物カードの提供開始に続く展開
Solayer Payは2025年4月、Emerald Cardの名称でサービスを開始した。Solayerによると、以来カード保有者は45,000人を超えている。
同社は2026年5月に実物カードを導入し、対応地域ではATM出金に加えて、店頭、非接触、オンラインでの購入が可能になった。新規ユーザーはアプリから申し込めるが、5ネットワークでの入金対応が拡大しても、カード発行時の本人確認や地域ごとの制限はなくならない。
まとめ
Solayer Payの今回の拡大により、既存の決済用残高への入金経路が広がった。入金機能はすでに提供されており、カードの利用を検討する人は次に、居住地域での提供状況に応じて、アプリ内での申し込みと本人確認の手続きを行うことになる。
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