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株式・ファンド

定義

配当利回りとは、株式の1株当たり年間配当を現在の株価で割り、パーセントで表したものです。株価に対して、配当がどれだけの現金収入にあたるかを示します。

仕組み

計算式は配当利回り = 1株当たり年間配当 ÷ 株価 × 100です。実績配当利回りは、直近12か月に実際に支払われた配当を使います。予想配当利回りは今後12か月に予想される配当を使い、多くの場合、直近の通常配当に年間の支払回数を掛けて求めます。データ提供元によって方法が異なることがあるため、同じ株式でも利回りがわずかに異なる場合があります。

株価が分母にあるため、利回りは株価が動くたびに変わります。配当が変わらないまま株価が下がると、利回りは上がります。そのため、非常に高い利回りは市場が業績の悪化を予想しているサインのことがあり、後に配当が減らされる可能性もあります。こうした状況は、しばしば「利回りの罠(イールドトラップ)」と呼ばれます。

配当は保証されていません。各回の配当は企業の取締役会が決め、増配、減配、無配にすることができます。また配当利回りは株価の変化を無視するため、トータルリターンの一部しか示しません。配当にかかる税金は、国や口座の種類によって異なります。

具体例(仮定の数値)

X社が四半期ごとに1株0.50ドルの配当を支払い、株価が50ドルだとします。

年間配当 = 0.50ドル × 4 = 2.00ドルなので、利回り = 2.00ドル ÷ 50ドル × 100 = 4%です。

配当が変わらないまま株価が40ドルに下がると、利回りは2.00ドル ÷ 40ドル × 100 = 5%になります。

その後、会社が年間配当を1.20ドルに減らすと、株価40ドルでの利回りは1.20ドル ÷ 40ドル × 100 = 3%に下がります。

4%から5%への上昇は、配当の増加ではなく、株価の下落によるものでした。

よくある間違い

  • なぜ株価が下がったのかを考えずに、利回りの高さだけで銘柄を選ぶ
  • 現在の配当が、将来も同じ水準で続くと考える
  • ある提供元の実績配当利回りを、別の提供元の予想配当利回りと比較する
  • 利回りだけを見て、株価自体がどう変化したかを無視する

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この用語集は学習を目的としたもので、投資助言ではありません。例に示した数値はすべて仮定のものです。

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