国際重量挙げ連盟は2026年10月25日、世界重量挙げ選手権を2030年にモスクワで開催すると発表した。この決定により、重量挙げは2022年以来、ロシアに世界選手権の開催権を与える初のオリンピック競技となる。

主なポイント

  • 2030年の選手権は、2032年オリンピックの予選大会も兼ねる。
  • 2029年のシニア選手権は、インドのアーメダバードで開催される。

世界重量挙げ選手権がロシアに帰還

2022年にウクライナでの戦争が始まって以来、オリンピックの夏季・冬季競技の世界選手権がロシアで開催されたことはない。当初カザンでの開催が決まっていた2025年世界水泳選手権は、シンガポールに移された。

ロシア重量挙げ連盟のアレクサンドル・ヴィノクロフ会長は、国際連盟の信頼に感謝するとともに、モスクワには大規模な国際スポーツ大会を開催した経験があると述べた。

オリンピックへの出場資格をめぐる議論は続く

今回の開催決定に先立ち、国際オリンピック委員会(IOC)は7月7日、ロシア選手への制限を緩和し、2028年ロサンゼルス五輪の予選大会への出場に向けた道を開いた。

ウクライナはスポーツ仲裁裁判所に提訴し、IOCの決定を取り消すよう求めた。ロシア選手はこれまで、さまざまな資格区分で出場しており、直近では「個人中立選手」として参加していた。

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