ナレンドラ・モディ首相は2026年10月25日のラジオ演説で、インドの地場産品と海外の買い手に届ける可能性を取り上げ、祝祭シーズンの買い物客に職人を支援するよう呼びかけるとともに、農産物輸出やテクノロジー関連ベンチャーの事例を紹介した。

主なポイント

  • モディ首相は、ビハール州のマカナ(ハスの実)のギリシャ向け輸出と、カルナータカ州のキマメ(トゥールダル)のモルディブ向け輸出を挙げた。
  • ガンディー生誕記念日にカディ・グラム・ウディヨグの売上高が2,800万ルピーを超え、前年から150万ルピー増加したと述べた。
  • 演説では、IITマドラスの脳研究とディープテックのスタートアップ支援も取り上げられた。

インドの地場産品と輸出の事例

「マン・キ・バート」第139回放送で、モディ首相はディワリとチャト祭を前に、地元の職人が作った品を優先して購入するようリスナーに呼びかけた。また、「ボーカル・フォー・ローカル」運動がインド製品の世界市場進出を後押ししていると述べた。

事例として、ビハール州プルニア産のマカナがギリシャに、カルナータカ州カラブラギ産のキマメ(トゥールダル)がモルディブに輸出されていることを挙げた。この月例放送は、番組開始から12周年を迎えた。

モディ首相はまた、2026年のガンディー生誕記念日には、カディ・グラム・ウディヨグ製品の売上高が1日で2,800万ルピーを超え、前年の実績を150万ルピー上回ったと述べた。

脳研究とスタートアップ事業

モディ首相は10月のチェンナイ訪問について語り、IITマドラスにスダ・ゴパラクリシュナン脳センターを開設したと述べた。同センターは人間の脳の高解像度デジタル3D画像を作成しており、スーパーコンピューター「パラム・シャクティ」を用いて100人分の脳を詳細に研究することを目指している。

同首相は、得られたデータをオープンソースの研究リソースとして公開すると述べた。また、産業界、政府、IITの卒業生、学術関係者が同センターを支援していると評価した。

首相は、金の品質を検証する技術、銀行詐欺で失われた資金の回収を迅速化する取り組み、AIを活用した子宮頸がん検診に取り組むスタートアップと面会したと述べた。また、ドローンや電気自動車用バッテリー、防衛分野でのAI活用に取り組む事業など、IITマドラスのインキュベーション・エコシステムが支援するベンチャーも紹介した。

包装と農村の生計

モディ首相は、マハーラーシュトラ州の「シャバリ・ナチュラルズ」事業を取り上げた。この取り組みでは、先住民コミュニティが、蜂蜜、マフア、チロンジ、竹製品などを、先住民の芸術を反映したパッケージで販売している。同首相によると、このパッケージは日本のグッドデザイン賞を受賞した。また、竹と農業残渣から包装材を製造するカルナータカ州のスタートアップも挙げた。

農村部の取り組みとしては、パンジャブ州マルワ地域で有機綿花栽培を促進し、織物学校を運営する「ケティ・ヴィラサット・ミッション」のプロジェクト「ナヴ・トリンジャン」について語った。また、メーガーラヤ州カンドゥリ村で開発された雑穀食品や、2024年にナガランド州ケゾマ村で雑穀栽培が再開されたことにも言及した。

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