企業が人工知能(AI)インフラを構築するなか、UPSのデータセンター物流は、推定で年間150億ドルの市場機会に対応できる可能性があります。CEOのキャロル・トメ氏は、このインフラ整備が数十年にわたって収益機会を生み出すと見込んでいます。ただし、この推定は物流市場全体の機会を示すものであり、UPSの売上高予測ではありません。

UPSのデータセンター物流の機会

UPSは、チップの輸送、機器の保管、稼働中の施設への部品配送、海上貨物輸送の調整など、サプライチェーンの複数の段階で事業機会を得られる可能性があります。

データセンターは、経営陣が注力する3つの高付加価値分野の1つであり、ヘルスケアと返品も対象です。同社は、Amazonの配送を数百万件削減するなど、利益率の低い業務を縮小する一方、より収益性の高い輸送案件を重視する戦略を掲げています。

UPSは、ヘルスケア事業の売上高が2026年に130億ドルを超えると予想しています。2020年の売上高は60億ドルでした。2026年の数値は会社の予測であり、確定した実績ではありません。

四半期業績と2026年の見通し

UPSは、 第3四半期決算発表で、連結売上高が229億ドルとなり、前年同期比6.7%増だったと報告しました。また、2026年通期の売上高見通しを約926億ドルに、調整後営業利益見通しを約87億5,000万ドルに引き上げました。

同社はまた、通期の調整後希薄化後1株当たり利益の予想を約7.28ドルに引き上げました。トメ氏は、2026年10月27日に上方修正した業績見通しを発表する際、事業の業績改善を理由に挙げました。

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