2026年10月29日早朝の取引で欧州株は小幅上昇した。欧州中央銀行(ECB)の政策決定を前に、エネルギー株の上昇がテクノロジー株の軟調さを相殺した。
ECBの決定を前に欧州株が上昇
欧州広域株価指数STOXX 600は、グリニッジ標準時0806時点で0.11%高の644.80ポイントとなった。ロンドンのFTSE 100は0.3%上昇し、投資家は企業決算を見極めるとともに、中央銀行の発表を待った。
同日後刻、 ECBの金融政策決定では、 主要政策金利3つがすべて据え置かれた。預金ファシリティ金利は2.50%に維持され、発表前に広く予想されていた結果と一致した。早朝の株価は決定発表前に記録されたものだ。
エネルギー株高がテクノロジー株安を相殺
石油会社Shellの株価は2.6%上昇した。同社が第3四半期の純利益として108億1,000万ドルを報告し、2022年以来の最高額となったほか、市場予想も上回ったためだ。Shellは自社株買いプログラムも拡大した。エネルギーセクターは1%上昇した。
航空機メーカーのAirbusは、第3四半期決算がまちまちだったものの、通期予想と生産計画を維持したことを受け、株価が3.2%上昇した。
テクノロジー株は0.7%下落した。Googleの親会社Alphabetは、売上高が市場予想を下回ったと発表し、米国の寄り付き前取引で株価が10.8%下落した。投資家は人工知能インフラへの支出にも注目した。
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