Accentureは2026年10月20日、Avicadoの買収完了を発表し、建設テクノロジー・コンサルティング事業を拡大した。マイアミを拠点とする同コンサルティング会社から、190人を超えるプロフェッショナルが米国のAccenture Constructに加わる。財務条件は開示されていない。

主なポイント

  • 今回の買収により、複雑なインフラ・資本プログラム向けのデジタルおよびシステムコンサルティングの専門知識が加わる。
  • Avicadoは、建設ソフトウェアの統合と、プロジェクトの実行を現場で支援するサービスを組み合わせている。
  • Accentureは手作業による引き継ぎの削減とプロジェクトの可視性向上を目指しているが、これらは報告済みの成果ではなく、あくまで目標である。

目次

AccentureがAvicadoを買収し、プロジェクト遂行の連携を強化

Accentureの買収発表によると、AvicadoはAccenture Constructに加わり、大規模な資本プロジェクトの管理に使われるシステム、人材、データをオーナーが連携させる支援に注力する。2015年設立のAvicadoは、プロジェクト管理、ソフトウェア導入、データ活用に取り組んでいる。

実務上の目的は、プロジェクト参加者間の手作業による引き継ぎを減らし、オーナーがプログラム全体をより統合的に把握できるようにすることだ。したがって今回の買収は、ソフトウェアの専門知識を単に追加するのではなく、Accentureのプロジェクト遂行能力を拡充するものとなる。

Accenture ConstructのCEO、Adam J. Shaw氏は、Avicadoが資本プログラムを支えるデジタルプラットフォームに関する専門知識をもたらすと述べた。同氏は今回の買収について、業界向けプラットフォーム、人材、プロセス、AIを組み合わせ、顧客の成果に対する説明責任をより強く担う取り組みの一環だと説明した。

項目詳細
Procore建設ソフトウェアの導入と統合。
AutodeskConstruction CloudおよびBIM 360。
TrimbleTrimble Unity construct/e-builder。
OraclePrimavera P6およびTextura。
Kahua建設・プロジェクト管理ソフトウェアの統合。

ソフトウェア統合と現場支援の融合

Avicadoの業務はテクノロジーの導入にとどまらない。同社の専門家はオーナー側の代理人を務め、用地選定や実現可能性調査を支援し、調達サービスを管理するほか、プロジェクト管理、スケジュール策定、文書管理も提供する。

同社は、データセンター、運輸、政府・公共インフラ、商業用不動産、教育、医療、製造、電力・エネルギー、水道・排水などの分野で、大規模プロジェクトのオーナーにサービスを提供している。

同社のソフトウェア統合能力は、複数の建設・プロジェクト管理プラットフォームに対応している。

次の運用上のステップは統合

Avicadoの創業者兼CEO、Avidahn Levin氏は、Accenture Constructへの参加により、同社の専門的な経験をより多くの顧客に提供できるほか、既存顧客もAccentureのグローバルな能力、業界知識、テクノロジーを活用できるようになると述べた。

Accentureは買収完了と説明した一方、発表によると、Avicadoのプロフェッショナルは同社の米国建設事業に加わる。チーム統合のスケジュールや、見込まれる売上高またはコスト面の効果については、定量的な説明はなかった。

結論

次の段階は、AvicadoのチームをAccenture Constructの米国事業に統合することだ。発表された買収の範囲は明確だが、買収価格と測定可能な財務貢献は開示されていない。

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