融資の成長と260万ドルの税優遇に支えられ、SmartFinancialの2026年第3四半期の利益は1,860万ドル、希薄化後1株当たり1.10ドルに増加した。SmartBankの親会社は2026年10月19日に決算を発表し、融資利ざやが縮小するなかでも純金利収入が増加したと報告した。
主なポイント
- 純利益は前年同期の1,370万ドル、第2四半期の1,630万ドルから増加した。
- 四半期中に貸出金・リース債権が1億7,400万ドル増加し、コア預金は1億6,300万ドル増加した。
- 調達コストの上昇で利ざやが縮小した一方、税優遇が最終利益の伸びを支えた。
目次
税負担の軽減がSmartFinancialの利益を押し上げる
SmartFinancialの第3四半期決算発表によると、希薄化後1株当たり利益は前年同期の0.81ドル、前四半期の0.96ドルから増加した。テネシー州ノックスビルに本社を置く同社は、会社定義の非GAAP指標である営業収益が過去最高の5,750万ドルに達したとも報告した。
当四半期には、譲渡可能なエネルギー税額控除の購入に関連する260万ドルの税優遇が含まれていた。この結果、法人所得税費用は第2四半期の420万ドルから190万ドルに減少した。利益増加を評価する際には、この税優遇が重要となる。業績の改善は、融資や手数料収入の増加だけによるものではなかった。
もう一つの非GAAP指標である営業利益は、報告純利益と同額の1,860万ドルだった。これらの指標は、会社のGAAPベースの財務実績を補足するものであり、置き換えるものではない。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総資産 | 2026年9月30日時点で63億2,000万ドル。2025年12月31日時点は58億6,000万ドル。 |
| 預金総額 | 9月30日時点で55億8,000万ドル、2025年末から4億2,340万ドル増加。 |
| 株主資本 | 9月30日時点で5億8,130万ドル、2025年末から2,880万ドル増加。 |
| 普通株1株当たり有形簿価 | 非GAAP指標で、9月30日時点は28.50ドル。2025年末は26.85ドル。 |
融資の成長が利ざやの縮小を上回る
平均収益資産が1億9,310万ドル増加したことを受け、純金利収入は第2四半期の4,810万ドルから4,940万ドルに増加した。この増加分のうち、平均貸出金・リース債権が1億6,550万ドルを占めた。
税額換算後の純金利マージンは7ベーシスポイント低下し、3.45%となった。SmartFinancialは、収益資産利回りの改善を上回る調達コストの上昇が、主な低下要因だと説明した。預金全体の調達コストは2.15%から2.26%に上昇した。
四半期の貸出金・リース債権の純オーガニック成長率は年率換算で15%となり、コア預金の年率換算成長率12%を上回った。最高経営責任者(CEO)のビリー・キャロル氏は、融資を伸ばしながら預金を増やすことが引き続き優先事項だと述べた。また同行はジョージア州コロンバスにフルサービスの金融センターを開設した。
信用指標がやや悪化するなか経費が増加
非金利費用は第2四半期から240万ドル増加し、3,640万ドルとなった。不動産関連費用や融資関連費用、給与、従業員福利厚生の増加が主な要因だった。非金利収入は預金サービス手数料と住宅ローン銀行業務収入に支えられ、24万5,000ドル増の810万ドルとなった。
信用損失引当金繰入額は150万ドルから68万7,000ドルに減少したものの、問題債権比率は上昇した。9月30日時点の不良貸出金・リース債権は貸出金・リース債権全体の0.28%を占め、6月30日時点の0.25%から上昇した。信用損失引当金残高は4,560万ドルで、貸出金・リース債権の0.94%に相当した。
結論
貸借対照表の拡大がSmartFinancialの四半期収益を支えた一方、調達コストと経費の上昇が改善を抑え、税優遇が利益を押し上げた。次回の予定は、2026年10月20日午前10時(米東部時間)に開催される同社の決算説明会だった。
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