エンジニアリング企業Cyientが9月期の連結売上高について前年同期比25%増を報告したことを受け、同社株は2026年10月23日の取引中に8.86%上昇し、1,245ルピーを付けた。一方、純利益は約8%減少し、FY27第2四半期決算は売上拡大と最終利益の減少が併存する内容となった。

要点

  • 連結売上高は2,235億ルピーに増加した一方、純利益は132億ルピーに減少した。
  • DET部門は売上高、営業利益、受注高が増加した。
  • 取締役会はFY2026–27について、1株当たり12ルピーの中間配当を宣言した。

目次

連結利益の減少にもかかわらずCyient株は上昇

連結売上高は前年同期の1,781億ルピーから、2026年9月30日終了四半期には2,235億ルピーに増加した。純利益は逆の動きとなり、143億ルピーから132億ルピーに減少した。

この乖離は、売上高の増加が連結利益の増加につながらなかったことを意味する。公表された数値からは、利益減少の具体的な原因は明らかになっていない。

1,245ルピーという株価は取引時間中の価格であり、終値ではない。Cyientは株価上昇の前日、10月22日に四半期決算を発表した。

項目詳細
DET売上高FY27第2四半期に1,664億ルピー
DET営業利益EBITは237億ルピー、EBITマージンは14.2%
DET税引後利益153億ルピー
DETフリーキャッシュフロー214億ルピー

DET部門、売上高と営業成績の改善で成長

CyientのFY27第2四半期決算発表によると、デジタル・エンジニアリング・テクノロジー(DET)部門の売上高は前四半期比8.1%、前年同期比15.7%増加した。オーガニック売上高成長率は前四半期比2.1%、前年同期比9.3%と低く、基礎的な事業拡大と報告ベースの成長率は区別される。

DET部門の利払い・税引き前利益(EBIT)は前四半期比16.8%増加し、部門の税引後利益は8.7%増加した。これらの部門別業績は、連結純利益の減少とは別の指標である。

受注高は前年同期比20.8%増加した。DET部門のフリーキャッシュフローは部門税引後利益の139%に相当し、経営陣が強調する高いキャッシュ創出力を裏付けた。

半導体投資を継続する中、配当を宣言

取締役会はFY2026–27について、1株当たり12ルピーの中間配当を宣言した。発表内容には、権利確定日または支払日は記載されていない。

エグゼクティブ副会長兼マネージングディレクターのクリシュナ・ボダナプ氏は、Cyient Semiconductorsの売上高が前四半期比8%増となり、6四半期連続で拡大したと述べた。同事業は重要なターンキー・プログラムと、世界的な半導体企業との契約も獲得した。

経営陣は、AIデータセンター向け電力製品への研究開発投資が次の会計年度に売上高への寄与を始めると見込んでいる。これはあくまで見通しであり、すでに計上された売上高ではない。ボダナプ氏はまた、短期的な供給制約が利益率と成長に影響する可能性があると警告した。

Cyient DLMは過去最高の受注残高を報告し、受注売上高比率は1.6倍を超えた。同社の売上高はルピー建てで、第2四半期に前年同期比26.5%超、上期に30%超増加し、航空宇宙と産業関連事業が成長をけん引した。

結論

今後の業績アップデートでは、受注の増加とDET部門の収益性向上が連結利益の改善につながるかどうかが明らかになるだろう。もう一つの節目は、実行状況と供給制約を踏まえたうえで、AIデータセンター向け電力製品が次の会計年度に売上高への寄与を開始する見通しだ。

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