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暗号資産

定義

循環供給量とは、現時点で市場で取引できるコインやトークンの数量です。ロックされているもの、ベスティング(段階的な権利確定)中のもの、準備金として保有されているもの、バーンされたものは含みません。

仕組み

暗号資産には通常、3種類の供給量があります。最大供給量は、プロトコルのルール上存在しうる上限の数量です。総供給量は、これまでに発行された数量から、バーン(永久に消滅させること)された分を差し引いたものです。循環供給量は総供給量のうち実際に自由に取引できる部分で、チームや初期投資家向けのベスティング契約でロックされたトークン、トレジャリーや財団の準備金として保有されるトークン、その他の理由で動かせないトークンは除かれます。

循環供給量は時価総額の計算に使われます(時価総額 = 価格 × 循環供給量)。新しいコインがマイニングされたり報酬として支払われたりしたとき、またロックされていたトークンがアンロックスケジュールに沿って解放されたときに増えます。トークンがバーンされたり、ロック用のコントラクトに戻されたりすると減ります。循環供給量を最大供給量と比べると、最終的な供給量のうちどれだけがすでに市場に出ているかがわかります。

この数字はプロトコルで決まっているものではなく、推計値です。どのウォレットをロック済みや準備金とみなすかはデータ提供元がそれぞれ判断するため、同じトークンでもサイトによって循環供給量が異なることがあります。プロジェクトが公表しているトークン配分やアンロックスケジュールとあわせて確認するとよいでしょう。

具体例(仮定の数値)

トークンXの最大供給量が1,000,000,000枚で、そのうち800,000,000枚が発行(ミント)され、50,000,000枚がバーンされたとします。

総供給量 = 800,000,000 − 50,000,000 = 750,000,000

このうち300,000,000枚がベスティング契約でロックされているか準備金として保有されているため、循環供給量 = 750,000,000 − 300,000,000 = 450,000,000です。

価格が0.50ドルなら、時価総額 = 0.50ドル × 450,000,000 = 225,000,000ドルです。

同じトークンに3種類の供給量があり、時価総額の計算に使われるのは循環供給量だけです。

よくある間違い

  • 時価総額を計算するときに、循環供給量を総供給量や最大供給量と取り違える
  • 予定されたアンロックで大量の新規供給が加わることがあるのに、循環供給量は変わらないと考える
  • ロック済みや準備金のウォレットの分類は提供元ごとに異なるのに、1つの提供元の数字を正確な値として扱う

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この用語集は学習を目的としたもので、投資助言ではありません。例に示した数値はすべて仮定のものです。

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