テキサス・パシフィック・ランドは、登記上の本拠地をデラウェア州からテキサス州に変更することについて、株主の承認を求めており、投票は2026年11月5日に予定されている。土地所有者でありエネルギーサービス提供会社でもある同社の株価は、10月26日の寄り付き後に約1%下落した一方、移転案は引き続き承認待ちとなっている。
要点
- 取締役会は、デラウェア州からテキサス州への移転案を全会一致で支持している。
- 筆頭株主のホライズン・キネティクスも移転を支持している。
- この提案により、同社の登記上の本拠地とテキサス州にある土地・事業の所在地が一致することになる。
テキサス・パシフィック・ランド、移転案を株主投票に付す
同社の 2026年定時株主総会の委任状説明書 では、再本拠地化を提案4として掲げ、株主に賛成票を投じるよう推奨している。この提案は、9月25日ごろに初めて公開された委任状資料に盛り込まれており、10月26日の取引開始前からすでに審議中だった。
定時株主総会は11月5日午前11時(米中部時間)、ダラスのマリオット・ダラス・アップタウンで開催される予定だ。2026年9月10日の営業終了時点で普通株式を保有する株主に議決権がある。
提案されているのは、転換による会社の設立州の変更であり、新たな土地取得や事業拡大の発表ではない。株主の承認はまだ得られていない。
テキサス州の保有地が変更案の背景に
テキサス・パシフィック・ランドは、主にパーミアン盆地に約89万4,000エーカーの土地を保有している。同社は石油・ガス事業者向けのロイヤルティ、リース、地役権、水関連サービスから収益を得ており、テキサス州と強い事業上のつながりがある。
同社は以前、1888年に設立されたテキサス・パシフィック・ランド・トラストとして運営されていた。2021年1月11日、デラウェア州法人への再編を完了した。今回の提案は、登記上の本拠地をテキサス州に変更するものだ。
10月26日早朝の株価下落は、移転案が審議中の時期に発生した。入手可能な情報からは、この提案が株価の動きを引き起こしたとは確認できない。
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