バークレイズは2026年10月26日、テスラを「イコールウエート」から「オーバーウエート」に格上げし、目標株価を370ドルから450ドルに引き上げた。アナリストのダン・レビー氏は、SpaceXとの統合の可能性、中核事業の動向改善、ロボタクシーの活動が強まる初期兆候を挙げた。テスラ株はプレマーケット取引で1.81%上昇した。これはその時点の状況を示すもので、終値ベースの上昇率ではない。
テスラ格上げの一因はSpaceXとの取引の可能性
レビー氏はSpaceXとの統合を「テスラの強気シナリオの重要な要素」と呼び、事実上決着済みと見ていると述べた。これはアナリストの見解であり、合意済みの取引が確認されたという意味ではない。
同氏は、SpaceXによるテスラの全株式交換方式での買収が最も可能性の高い形態だと考えている。バークレイズによると、承認には各社の発行済み議決権の50%超が必要であり、この基準は高いハードルだという。
レビー氏は、買収プレミアムの可能性が上値余地をもたらし、取引を前に投資家がテスラ株の空売りをためらう可能性があると主張した。これらは投資家の行動に関する予想であり、株価下落を防ぐ保証ではない。
自動車、エネルギー、ロボタクシーへの期待が見通しを支える
合併シナリオに加え、レビー氏はテスラの自動車事業について、2年連続の減少を経て2026年には成長軌道に乗るとの見方を示した。また、データセンター需要を背景にエネルギー事業は2027年分がほぼ完売しており、出荷台数の50%超の伸びを支える可能性があるとバークレイズは見ている。
バークレイズの成長予想は、9月30日までの報告期間を対象とする テスラの2026年第3四半期報告書 の範囲を超えており、確定した実績として受け取るべきではない。
レビー氏はまた、ここ数週間でロボタクシーの走行距離が急増したと指摘した。提供された情報には走行距離の数値が含まれていないため、変化の規模は定量化されていない。
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