シンプソン・マニュファクチャリングは2026年10月26日、2026年第3四半期の売上高が前年同期比2.3%増の6億3,810万ドルだったと発表した。世界販売数量は減少したものの、商業用製品の需要が堅調に推移する一方、欧州の売上高は減少した。

主なポイント

  • 売上高の伸びと同時に、世界販売数量は1.3%減少した。
  • 粗利益率は前年同期比40ベーシスポイント低下し、45.7%となった。
  • 商業用製品の販売数量は1桁台後半の伸びを示した一方、欧州の売上高は低調だった。

シンプソン、売上高の伸びに対し販売数量は減少

最高経営責任者(CEO)のマイケル・オロスキー氏によると、四半期の世界販売数量は1.3%減少した。売上高が増加する一方で販売数量が減少したという乖離があるため、売上高の増加を製品需要の同程度の拡大と捉えるべきではない。

粗利益率は45.7%となり、前年同期比40ベーシスポイント低下した。つまりシンプソンは売上高を伸ばしたものの、売上原価を差し引いた後に売上高1ドル当たりで残る割合は縮小した。この指標だけでは、純利益がどのように変化したかは判断できない。

商業用製品の伸びと欧州の低迷が対照的

商業用セグメントの販売数量は1桁台後半の伸びを記録した。これに対し、欧州では地域全体の経済的逆風を受け、売上高が3.4%減の1億2,990万ドルとなった。これらの数値は商業用製品の販売数量と地域別売上高という異なる指標だが、事業環境のばらつきを示している。

シンプソンは主に「シンプソン・ストロングタイ」ブランドで構造用建築製品を製造している。同社の 構造建築製品およびソフトウェア には、接合金具、締結システム、アンカー、設計ツールなどが含まれ、住宅以外にも商業ビルやインフラなどの用途に対応している。

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