タタ・コンシューマー株は2026年10月27日、同社が四半期純利益の前年同期比16%増を発表したことを受け、BSEで一時4.5%上昇し、日中高値の₹979を付けた。上昇は決算発表後に起きたが、入手可能な情報からは株価変動の要因を特定できない。

要点

  • 2027年度(FY27)7~9月期の連結純利益は₹469 croreとなった。
  • 売上高は前年同期比14%増、EBITDAは18%増となった。
  • 4社の証券会社が目標株価を引き下げたが、いずれも前向きな評価を維持、または引き上げた。

決算を受けたタタ・コンシューマー株の動き

₹979は当日の日中高値であり、終値ではない。日中に上昇したものの、年初来では2026年に20%超下落していた。

第2四半期の営業収益は、前年の₹4,966 croreから₹5,661 croreに増加した。連結の利払い・税引き・減価償却前利益(EBITDA)は₹794 croreに増加した。

項目詳細
ジェフリーズ「買い」を維持。目標株価を₹1,450から₹1,250に引き下げ。
ヌバマ「買い」を維持。目標株価を₹1,275に引き下げ。従来の目標株価は明示されていない。
エララ・キャピタル「積み増し」を維持。目標株価を₹1,290から₹1,080に引き下げ。
システマティクス「買い」に格上げ。目標株価を₹1,245から₹1,185に引き下げ。

証券会社は目標株価を引き下げるも、前向きな見方を維持

ジェフリーズは「買い」評価を維持し、茶葉と塩のインフレ圧力がある中でも、決算は同社の予想を上回ったと述べた。今後は製品価格の引き上げが追い風になると見込んでいる。ヌバマ・インスティテューショナル・エクイティーズも「買い」評価を維持し、業績は同社の予想に沿ったと評した。

エララ・キャピタルは「積み増し」の投資判断を再確認し、システマティクス・インスティテューショナル・エクイティーズは同銘柄を「買い」に格上げした。各社は、1株当たり利益の予想引き下げとインフレ圧力を反映し、目標株価を引き下げた。

成長ポートフォリオと茶葉需要

利益は、コスト上昇と茶葉需要の低迷にもかかわらず増加した。CEOのスニル・ドゥソウザ氏は、インドでの基礎的な販売数量の力強い伸びと規律ある事業遂行が、FY27で2四半期連続となる2桁の売上高成長を支えたと述べた。

ジェフリーズによると、当四半期のインド事業に占める成長ポートフォリオの割合は約38%だった。同社は、3年後にはこの割合が約50%に達すると予測した。これは証券会社の予測であり、会社の実績ではない。

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