United Imaging Healthcareは2026年10月26日、ハノイ医科大学病院にuMR Jupiter 5T MRIシステムを導入し、同病院と共同研究センターを2カ所設立した。同社は、この導入を中国以外のアジア太平洋地域で初となる全身用臨床5Tシステムと説明した。

主なポイント

  • 病院とメーカーは、画像研究、研修、学術交流を対象とする協定にも署名した。
  • 発表では、患者がいつから検査を予約できるのか、費用がいくらになるのかは明らかにされなかった。

5T MRI導入による新たな機能

uMR Jupiterは、脳・神経系、腹部、心血管系、血管などを含む全身の画像撮影向けに設計されている。United Imagingによると、同社の人工知能ツールは、複数の撮像シーケンスから得た情報の分析と統合を支援する。

従来の1.5Tおよび3T MRIシステムと比べ、より高い磁場強度によって信号対雑音比が向上し、より詳細な画像や組織の特性評価が可能になる余地がある。発表では臨床応用の可能性が示されているが、ハノイの同病院の患者に対する治療成果が確立されたわけではない。

研究センターと連携

同病院とUnited Imagingは、「5T MRI研究センター・オブ・エクセレンス」と「AI活用臨床研究センター・オブ・エクセレンス」を発表した。両者の覚書は、臨床応用、研究・イノベーション、専門家研修、学術交流を対象としている。

ハノイ医科大学病院は、神経系、心血管系、骨盤部の疾患などを対象とする画像診断の応用を検討している。また2026年5月には、上海の瑞金病院と別途、研究・研修に関する協定を締結した。

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