東南アジアの宿泊プラットフォームであるRedDoorzは、品質モニタリングプログラムを拡大するなか、人工知能を使って施設の問題を分類し、フォローアップに振り分けている。2026年10月27日、同社は独自のInspectoシステムを使い、同年これまでに1,500施設超で4,900件の監査を実施したと発表した。
主なポイント
- Inspectoは特定された問題を各チームに割り当て、案件を完了する前に是正措置の確認を求める。
- RedDoorzは基準の監視と改善に、覆面調査、宿泊客のフィードバック、従業員研修も活用している。
RedDoorzのホテル監査の仕組み
過去1年以内に導入されたInspectoは、客室や浴室の清潔さ、設備、アメニティ、周辺エリア、サービス手順に関する従業員の遵守状況を対象に、ペーパーレスで点検できる。AIが問題の分類と振り分けを支援する一方、業務上の判断と確認は人が担う。
同システムは、サービス、共用エリア、約束されたアメニティが利用可能かどうかなどを確認する、直営ホテルの覆面監査にも対応する。2026年の監査件数には、RedDoorz、SANS、UrbanView、The Lavana、Sunerra、Mitra RedDoorzなどのブランドが含まれる。
宿泊客のフィードバックと従業員研修
RedDoorzは、ホテル運営者向けAIアシスタントであるRedPilotにも宿泊客のレビューを取り込んでいる。レビューや監査結果はアラートや従業員向けチケットに反映され、清潔さ、チェックイン、設備などに関する繰り返し寄せられる苦情を施設の改善に生かすことができる。
同社によると、現在、同社の運営施設の宿泊客評価は平均9.2点(10点満点)となっている。同社は、改装、アメニティのアップグレード、安全性と運営基準の強化、データとAIの活用拡大などの取り組みによる改善だと説明した。
RedDoorzによると、2016年以降、4万人を超えるホテル従業員がホスピタリティ業務とサービス基準に関する研修を受けた。2025年末に開始された強化プログラムでは、250人を超える従業員が研修を受けている。
宿泊客向けの任意の補償
任意追加サービスのAssured Stayでは、約束されたアメニティがなかった場合、または客室が予約時に表示された内容と異なる場合、宿泊客は宿泊料金の50%相当の返金を請求できる。RedDoorzによると、Assured Stayの予約で請求が行われる割合は2%未満であり、請求が認められると施設で是正措置が開始される。
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