BullishとEquinitiは2026年10月26日、発行体主導型トークン連合(Issuer Sponsored Token Coalition)にQube Research & Technologies、Vertalo、zerohashが加わり、トークン化証券の基準とインフラの開発に取り組むと発表した。

主なポイント

  • 新たな加盟各社は、クオンツ取引、証券名義書換代理業務、デジタル資産インフラの分野での経験をもたらす。
  • 連合への参加に拘束力はなく、加盟各社に証券の発行や上場を義務付けるものではない。

トークン化証券モデルの仕組み

BullishとEquinitiは9月24日、Alpaca、Apex Fintech Solutions、DriveWealthとともに連合を設立した。同グループが目指すのは、企業が株主との関係を維持しながら、自社証券のトークン化方法を決定できるモデルだ。

この立ち上げに先立ち、証券取引委員会(SEC)は9月17日、イノベーションに関する免除措置を発表した。同措置では、トークン化株式が従来型株式と同じ権利を保有者に付与することを取引施設が確認するよう求めている。連合は、発行体主導型のアプローチに向けたインフラと基準の開発を目指す。

新たな加盟各社がもたらすもの

QRTの通称で知られるQube Research & Technologiesは、株式、デリバティブ、デジタル資産を扱うクオンツ運用会社だ。VertaloはSEC登録の証券名義書換代理人で、同社の技術はトークン化証券と株主記録を結び付ける。株主記録には、配当や議決権に関する情報も含まれる。

zerohashは、金融機関が自社商品に暗号資産取引、ステーブルコイン決済、トークン化資産を組み込むためのインフラを提供している。同社の創業者兼CEOであるEdward Woodford氏は、連合のトークン基準に対応するため、インフラを拡張する計画だと述べた。

連合は開かれた非独占的な組織だ。加盟しても、参加者が商業契約を結ぶことや、流動性を提供すること、特定の商品を支援することは義務付けられない。

BullishによるEquiniti買収の進捗

2026年5月、BullishはEquinitiを42億ドルで買収することで合意した。この取引は、通常のクロージング条件と必要な規制当局の承認を前提に、2027年1月に完了する見込みだ。

次の節目

連合の加盟各社は10月27日、ニューヨーク証券取引所でEquinitiの発行体および資本市場の幹部と会合し、トークン化とその支援に必要なインフラについて協議する予定だ。

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